問題発見力を鍛える[細谷功著]:要約&感想

問題発見力を鍛える[細谷功著]を読んでの、感想&内容まとめです。

要約と感想

「メモの魔力」で絶賛されていた「具体と抽象」をはじめ、「地頭力」「アナロジー思考」などのビジネスの思考法を分かりやすく解説したきた著者が、「問題発見力」をキーワードに、多種多様な思考法を紹介している本です。

一例を挙げると、、、

■ 常識を疑い、多数派を疑い、経験は邪魔だと心得る
■「どうすればもっと良くなるか」と考える習慣をつける
■「Why」をとことん繰り返す

■ 俯瞰して上位目的を考える
■「具体と抽象」を行き来して自分で考える

■「情報の非対称性」「ギャップ」の解決がビジネスになる
■ できるだけ遠くて関係のない領域の真似をする

などなど。(順番や言葉は自分が分かりやすいように書き替えています。)

言い方を変えると、思考停止に陥らないための予防策が書かれている感じです。

↓目次を抜粋しておきます

第1章:なぜ問題発見力が問われる時代になったのか
第2章:問題発見は常識を疑うことから始まる
第3章:問題発見とは新しい「変数」を考えること
第4章 :「ギャップ」に問題発見のヒントあり
第5章 :「具体と抽象」を駆使して自分の頭で考える
終章:問題発見力を鍛えるために今後やるべきこと


本書で強く主張されていること↓

与えられた問題を解くより、問題そのものを発見する力を!

今までの常識が通用しない世界になった今、どこに目をつけて選択し、行動すれば良いのか?人間や社会の傾向に隠された、ビジネスのヒントとは?

2020.8に出版された本だけあって、新型コロナ禍やデジタル進化問題など、旬な話題が豊富です。


最後の方に書いてあった言葉には、胸がチクリと痛みました。

問題発見力は “鍛える” より “必要以上に殺さない” ほうが大事なのかも

鋭いなぁ。

子供の「なぜ」に対して、めんどくさがっている自分に反省です。

自分の「なぜ」に対して、すぐに答えを求めてネット検索する姿勢に反省です。

無知の知にならないよう、自分の頭でとことん考え、想像できる世界を広げていきたいです。

読書ノート

↓いつものように、トリガーとなるようにまとめました。

※自分用のまとめノートです。言い回しや順番が違う箇所が多くあります。詳しくは本書↓をご覧ください。

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問題を発見するための考え方

3つキーワードについて、箇条書きで簡単に記録しておきます。

  • 無知の知
  • 新しい常識
  • メタ認知

無知の知

井の中の蛙になってはダメ。

自分は無知だということを知る(無知の知)ことが、問題発見力を鍛える第一歩となります。

常識を疑い、多数派を疑い、新しい経験は邪魔だと心得る。枠の外で戦う知恵を勇気を持とう!

新しい常識

言われたことをだけを素早くやって評価される時代は終わりました。

「何か提案して」に対応するために、上司や顧客の意図をくみ、能動的に提案する必要があります。

普段から、もっと改善の余地はないのか、どうしてこれをやる必要があるのか、理由や目的をとことん考える習慣が大事です。

最後に頼れるのは、やはり真善美でしょうね。山口周さんの本が参考になります↓

メタ認知

メタ認知とは、自分の行っていることを客観視することです。

バイアスにとらわれずに判断するためには、できるだけ遠くから見て抽象化する姿勢が大事。

抽象化については、こちらの本が役に立ちます↓

人間や社会の傾向を知っておく

ここからは、知識として知っておきたいこと2点のまとめメモです。

  • 自分は特別という勘違い
  • 総論賛成・各論反対

心づもりを持っておくと、その都度動揺して無駄な精神力を使うのを防ぐことができます。


「やわらかい頭の作り方[細谷功著]」にも書いてありましたが、人間は、自分だけが “特別” だと思う傾向があります。

だから、他人から枠にはめられると腹が立ち、反対に、他の人のことは枠にハメたがるのです。

また、総論賛成・各論反対の傾向は、政治や会社内でも良くあることなので、覚えておくと対策を立てやすいです。

※詳しい内容は本書をご覧ください。

ギャップや差の解消を意識しよう

ビジネス用語のメモ2つです。

  • アービトラージ
  • アナロジー思考

ビジネスはそのほとんどが「アービトラージ」。

アービトラージとは、簡単にいうと「安く買って、高く売る」というビジネスの基本原則です。

当たり前なのですが、高く買って安く売るはないですよね。

ここで「買う」対象となるのは、現代では物だけでなく情報や仮想通貨にも範囲が広がっています。

つまり、ビジネスのチャンスは、とてつもなく広範囲に広がっているということ。

そうすると、全く違う業界からアイデアを得るという「アナロジー(類推)思考」も、実はやりやすい時代なのかもしれません。

※詳しくは、本書の第4章に書いてあります。

参考図書&リンク

↓今回の本です。

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↓全ての基本と言っていいほど大事な概念「具体と抽象」のまとめです。

↓同じ細谷功さんの本。凝り固まった思考をほぐすのに役立ちます。

↓同じく細谷さんの本。「地頭力チェックリスト」付きで自分を俯瞰視できます。

↓考え方に影響を与える書籍まとめです。

あとがき

与えられた問題の解をできるだけ速く導き出すことを学んできた私にとって、問題そのものを発見するのは至難の技だなぁというのが、正直な感想です。

だからこそ、本を読み、人に会い、時代に合った新しい考え方を取り入れて適応していく必要があるのですね。

予測不能な時代でも大丈夫、学ぶことを止めなければ、成長し続けられる。

自分だけでなく、社会の子供たちが前向きに生きられるよう、1人の大人として楽しく成長していきたいです。


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