シンプルかつ機能的な初心者向け万年筆「フォンテ」。自分でカスタマイズできるという目新しさから、高い人気を誇っています。良質の素材に加え、インクの減り具合がはっきりとわかるスケルトンモデル。しかも本体が1,000円を切る低価格帯。
今回は、スケルトン万年筆「Fonte」の特徴をサラリとご紹介します。
フォンテの魅力
低価格で本格的な書き心地
日本出版販売株式会社が発売している、スケルトン万年筆の「フォンテ」。
「Hmmm！？」という書店向けのプライベートブランド商品となっている関係もあり、本体とキャップ、カートリッジを全て含めて約1,200円という低価格で販売されています。
万年筆の一般的な価格帯が3,000円程度の中、約1,200円は安い価格帯に入りますが、低価格帯でも書き心地の面では妥協していません。
↓ペン先もしっかりとした作り。シルバーとゴールドのツートンカラーで高級感があります。
実は、日本出版販売株式会社は、「フォンテ」発売前の2017年に「Hmmm！？万年筆」を販売して、全国の取扱店にて、1万本以上の販売実績を出した過去があります。
「フォンテ」も同じ工場で作られており、「Hmmm！？万年筆」よりも軽量かつ、「F」クラスの太さながら心地よい重さとスムーズな書き味を両立しています。
本体及びキャップ等が別売り
フォンテの最大の特徴は、本体とキャップが別売りになっているところ。
本体価格は600円。
キャップは250円、インクカートリッジは300から400円で別販売されています。
キャップに関しては透明やグリーン等といった6種類のバリエーションが用意され、リングはゴールドで統一。
これだけ種類が揃っていれば、インクに合わせてキャップを揃えることもできますね。
なお、「フォンテ」は本体にコンバーターが付属しており、カートリッジも使える両用式タイプの万年筆となっています。
つまり、メーカー独自のものに加えて、欧州共通規格のインクカートリッジが使える等、互換性にも優れています。
カラーバリエーションが豊富
fonteは、イタリア語で「泉」の意味だそうです。
清らかに湧き出る「泉」のような透明ボディにピッタリの言葉。
専用のインクカートリッジには、各色にギリシャ神話にちなむ「精霊の名前」が付けられているのも素敵です。
↓8色入り10本セットもあります。
インクカートリッジは、5本入りの単色構成が300円、10本入りの8色構成が400円です。
私の使用例
今まで手を出したことのなかった、暖色系インクに挑戦。
選んだ色はオレンジです。
正式カラー名称は、ナパイアー。
ギリシャ神話では「谷の精霊」。谷に太陽光が差し込む様子だそうです。
素敵な意味を持っているので、雨で気持ちが沈みがちな時に、元気が出るビタミンカラーとして活用しています。
↓通販では、ブルーブラックのinkとセットになったものもあります。
関連商品
関連製品として、600円のペンケースや400円のゴムバンド付きメモパッドがあり、一緒に使うと「フォンテ」のカスタマイズがより楽しくなりそうです。
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↓色バリエーションも豊富
↓ゴムバンド付きのノート
↓中身は切り取り可能
まとめ
「フォンテ」は高級万年筆並みの書き心地＆豊富なカスタマイズ性が魅力！
↓詳しい仕様は、オフィシャルサイトをご覧ください
https://komamono-lab.com/fonte/
本体の商品仕様（写真上）
・F字：細字
・コンバーター付き（※カートリッジも使用可）
(※)カートリッジは欧州統一規格
個人的な意見ですが、約1,200円で自分だけの万年筆を完成させられるというワクワク感が、文具好きの心をつかんで離しません（笑）。
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