ありそうでなかった、ウカンムリの形をしたクリップ。考え尽くされた形により、読書や勉強、家事がはかどります。特徴や色バリエーション、使ってみての感想を記録しておきます。
ウカンムリクリップとは
ウカンムリクリップは、サンスター文具が販売する、ページを開いたままキープしてくれる大型クリップです。
- 発売日:6月下旬
- 価格:税込660円
- 大きさ:約W120×H76×D40mm
色バリエーションは、2023年7月現在、全部で6色。
- ウォータークリア
- サイレントホワイト
- ダークフォグ
- ピーチベージュ
- スモーキーソーダ
- ナイトフォレスト
基本的には、本の見たいページを開いてキープするために作られたクリップです。
↓公式サイト
https://www.sun-star-st.jp/items/230403061529/
使ってみた感想
実際に使ってみての感想の記録です。
洗練されたデザイン
面白い名前とは裏腹に、流行のくすみカラーと、滑らかな曲線のフォルムが素敵なデザイン。
手にとってみると分かるのですが、割と大きめです。
もとから持っていた、100均のクリップと比較すると、ひとまわり大きい。
そして、、、驚くほどガバッと開きます。
ひとまわりしか大きくないのに、100均のものと比べると、開き具合が全然違います。
これが、どんな本でもキープできる秘密ですね。
ちなみに、プラスチック製で約50gなので、そこまで重さは感じません。
分厚い本でもお手のもの
家にある分厚めの本で実証実験。
ウカンムリの形なので、本の背表紙部分を避けられる!
今までは両端にクリップを留めていた分厚めの本も、ウカンムリクリップ1つでガッチリ固定できました。
本の開き跡がつきにくいのもいいですね。
ちなみに、先ほどの100均のクリップだと、背表紙が厚すぎて挟むことすらできませんでした。開き具合の差ですね。
押さえるところは2つなのに、バネが1つしかついていないので、片方のページ数が少ない場合は微調整して安定する場所を探す必要があります。
↓この本の場合、多いページ数に寄せて挟んだら安定しました。
しおりとしても使える
1冊まるごとガバッと留めることも可能。
読み途中の本だったら、しおり代わりとしても使えます。
料理本にもGood
お料理の雑誌にも使いやすかったです。
台所は狭いので、薄めの雑誌ならば、360度クルリと折ってとめる使い方でも良さそう。
※通常使用で折り返せる雑誌にのみ有効。
イマイチな点と対策
使ってみて、3点ほど気になるところがありました。
1、大きなクリップゆえに、隠れる部分も大きめ。
↓↓↓対策↓↓↓
挟む位置を考える!
大抵の場合、少しずらすだけで、隠れている部分を参照できます。
お料理中や楽器演奏中(楽譜)などは、すぐにクリップを動かすことができないので、文字が透けて見えるウォータークリアを購入するのも手ですね。
※人気カラーみたいで、在庫切れが多いです。
2、大きくて、かさばる。
↓↓↓対策↓↓↓
基本的に家で使います!
私は、カウンター横のホワイトボードのペン置きにカチャっと挟んでいます。
これで、いつでも読書や勉強ができる♪
3、お値段が高め
いますぐ必要でない人は、いずれ他のメーカーや100均でも販売されるかもしれないので・・・ちょっと待ってみるという選択肢もありです。
メタシルも、今や100円ショップで類似品が出回っています。(個人的には、品質やデザインは本家の方が良いと思っていますが。)
あるいは、100円ショップに売ってる竿ピンチならば、同じように挟めます。6個入りで110円。見た目や、本への傷つきがそんなに気にならないのなら、代用品として使えます。
↓しっかりと安定します。
この竿ピンチ、ダブルバネ仕様なので、左右の本の厚みが違っても安定して挟めるというメリットあり。そして、どんな紙でも滑りにくい。これらの点は、本家よりも優秀です。
最大開口幅90cmの布団用のもの(↑右側の袋)もありまして・・・・見た目を気にしない方はこれが最強です。
↓これ。明らかにダサいので、外では使えません。隠れる場所が少ないのと、強度は優秀。
以上、余談も含めた対策案でした。
デザインや色が素敵な「ウカンムリクリップ」。竿ピンチのように、ダブルバネになって滑り止めがつくと、もっともっと使いやすいかな〜と思います。
参考リンク
amazonや楽天で在庫のある色バリエーションリンクを載せておきます。人気色は在庫が少なかったり、定価よりも高いこともあったりするので注意が必要です。
ちなみに、私は近所のロフトに行ったけれど発見できず・・・どこで売っているのか検索して、スモーキーソーダ色が販売されているヨドバシの通販で購入しました。(amazonや楽天では売り切れだった。)
あとがき
基本的に家で使うと書いたのですが、先日、試しに旅行に持って行ったら、ガイドブックを仮留めしておくのに便利でした。
お気に入りのページを開いたまま、車の席に放り投げて、信号が赤の時にささっと参照。
大きいから、どこかへなくす心配がないのも安心です。
最近のガイドブックは電子書籍版がついてくるものが多いですが、私はやっぱり紙の方が見やすいです。
ちなみに、ノート類には100均のもので十分です。
特に、無印良品のパスポートノートや、測量野帳などの小さめノートは、背表紙をガッチリ挟める100均のクリップの方が、安定していました。
↓パスポートノートにウカンムリクリップをつけたところ。やや大きすぎ。
↓100均のクリップをつけるとピッタリ。
分厚い参考書などにはウカンムリクリップの方が良いので、適材適所で使い分けたいと思います。
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