デジタル環境が整っても、A4コピー用紙サイズの書類はどんどんたまります。きちんとファイリングし、必要な時に、必要資料をサクッと取り出したいもの。今回は、私が使用しているお気に入りのA4ファイル3種類の使い分けと、便利な点のご紹介です。
開き方で作業効率が変わる
私が個人的にこだわっているのは、リングの開き方です。
多穴バインダーの場合、書類の入れやすさから見て「スライド式」が必須。
下側だけロックを外し、角度を作って開くタイプは、どうも入れにくくて苦手です。
また、2つ穴ファイルの場合は、片手で開閉できるかが重要ポイント。
言うまでもなく、壊れにくく丈夫なことも条件になります。
以上の観点から考え、たくさんのプリント(100枚程度)を挟むためのA4ファイルとして、以下の3つを使い分けています。
- ルーズリーフバインダー|KOKUYO
- パペルール ブリューム|日本ノート株式会社
- ロジカルバインダーノート|ナカバヤシ
お気に入りのA4ファイルについて
では、1つずつ詳しく紹介していきます。
まずは、ルーズリーフも2穴パンチで穴を開けた書類も、両方ともファイリングできる優れものから。
ルーズリーフバインダー|KOKUYO
職場で愛用しているのは、キャンパスのファイル。
コクヨ ルーズリーフ バインダー キャンパス A4 2穴 最大100枚
このファイルの良い点は、出力したA4のプリントに2穴を開けるだけで、手軽に挟める点。
もちろん、ノートとしての機能も欲しいので、ルーズリーフが挟めることもポイント高し。
学生が、講義のノートと、学習プリントを時系列に挟み込むことを想定して作られていますが、これが本当に具合良いです。
※付属しているのはB5のルーズリーフですが、私は、A4のルーズリーフを入れています。インデックスも、A4用なので、問題なく使えます。
さらに、開けやすいDリングは、いくつか使ってきた同種類のリングの中でも、丈夫で長持ちする印象です。
しかも、折り目がついているから、端っこを持って、ノートみたいにめくることができる!
狭いデスクで資料を参照したいときなど、この機能がとても良いです。
↓参考写真(楽天市場より)
幅を取らずに、片手でファイルを持ったまま、スマートに資料をめくれるのはストレスフリー。
他ファイルと比べて薄い&軽いのも好きで、職場では3色の色違いを活用しています。
全てのプリントに30穴を開ける必要がなく、2穴パンチで開けた書類をどんどん差し替えられるので、内容が頻繁に変わるプロジェクトなどに最適です。
↓公式サイト
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/2hbinder/
↓私が持っているのは、以下の3色です。色によって、用途を分けています。
↓KOKUYO MEからおしゃれなバインダーも出ています。その他、限定デザインが販売されることも有。お値段は、通常のものより高いです。
難点を挙げるとすると、2つ穴は30穴よりも「めくり」に弱いところ。2つ穴部分に負荷がかかるので、破けやすくなってしまいます。
↓ずっと入れておくことが決まった書類には、これを使って2つ穴を補強しています。
次にご紹介するのは、A4バインダーでは珍しい「スライド式」のファイル2種。
私はA5サイズのバインダーでもスライド式を使っているので、A4サイズでもこれ以外は考えられませんでした。
スムーズな開閉ができるかつ、どの穴部分も同じ幅で開くので、ルーズリフがとにかく入れやすいのがお気に入りです。
↓1つ目
パペルール ブリューム|日本ノート株式会社
パペルール ブリューム(PAPELEUR Brume)は、自宅での経費処理ファイルに使っています。
↓この開き方が「スライド式」
↓特徴
- インデックスポケット4枚付
- 保存に便利なワイドタイプ
- 裏表紙ポケット付
インデックスポケットには、領収書などをA4で出力し、そのまま放り込めます。
レシートなどの小さい紙切れも、なくす心配なく放り込める。
厚みがあるので、取り外すと、クリアファイルのように使うこともできます。
このまま持ち運ぶこともあるので、重宝しています。
↓公式サイト
https://www.nippon-note.co.jp/lp/papeleur/
他のファイルよりも、縦の長さは短めですが、その代わり横幅があります。
だからインデックスポケットもはみ出すことなく収まる。
見た目が崩れず良いです。
挟んだクリアファイルリフィルに大きめのインデックスをつけてもはみ出さないので、分類をきちんとしたい人には最高。
ただし、横幅があるので、他のファイルと一緒に本棚に収納すると、手前に少し出る印象です。
無印良品のファイルボックスに収納すると、ギリギリ入る長さです。本棚などで保管する人はその点も考えた方が良いでしょう。
↓明るい色もあります。
↓2つ目
ロジカルバインダーノート|ナカバヤシ
ロジカルノートを使ってみたくて購入しました。ファイルもがっしりしていて良い品です。
特徴は、背が高くて、横幅はスリムなところ。
本棚に入れても、前に飛び出す心配がありません。
あと、表紙裏にA4用紙をそのまま放り込めるかつ、落ちにくいポケット付き。
これがあると、一時的に書類を挟んで持ち運んでも、落ちにくいので安心です。
他のバインダーとの大きな違いは、このポケットが表紙裏についているところ。
裏表紙についているポケットよりも、さっと取り出せるのがお気に入りで、職場の情報ファイルとして使っています。
インデックスまでついているので、このファイルを購入するだけで、分類まで全てできます。
もちろん、私の大好きな「スライド式」バインダーです。
↓ロジカルノートの特徴。
職場では図やグラフも書くことがあるので、色々な線を活用しています。
紙質はツルツルではなく引っかかりがある感じなので、しっかりと書きたい人向けだと感じました。
↓明るい色もあります
〜余談〜
ロジカルノートにこだわりがなければ、↓こちらも似たような大きさです。
ボタン付きのポケットがついていて便利なキョクトウのバインダー。
※中に入っているインデックスは付属していません。
ナカバヤシのバインダーと同じ横幅でスリム。少し背が低いです。
もちろん、こちらも「スライド式」。
ボタン付きのポケットは、小物やインデックスシールなども一緒に持ち運びたい場合に、重宝します。
キャンパスのスライド式A4ファイルは、背幅がスリムタイプ(65枚程度)しかなく、100枚程度はさみこめるものがあればいいのにな〜と、思っています。
あとがき
多くの枚数(100枚程度)の書類を挟み込める、A4ファイルについてのご紹介でした。
100均でも販売されているのですが、リング部分が壊れやすく、デザインもイマイチ。
かと言って、金属リングはお値段が高めなのと、開閉するのに力が必要&重たいというのがネックで1つも持っていません。
行き着いた最適解が、スライド式のご紹介したファイルたち。
挟める紙のサイズが同じA4(297x210mm)でも、それぞれの会社で特徴や大きさは違います。
目的や、収納場所に応じて、便利に使い分けしたいですね。
※参考までに、手前からルーズリーフバインダー|KOKUYO、パペルール ブリューム|日本ノート株式会社、ロジカルバインダーノート|ナカバヤシの順番で左下を合わせて重ねた写真です↓
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