特許取得のタテヨコ使いが面白い!ブラウニー手帳[広告]

シンプルなデザインと、縦横で使い分けられる独特なフォーマットを持つ「ブラウニー手帳」。日々の生活を「整える」というコンセプトの通り、手帳を使えば使うほど、自分の生活とじっくり向き合って上質な時間が得られます。

※ブラウニー手帳2022のサンプルを2冊ご提供いただいてのレビュー記事です。[広告]

ブラウニー手帳とは

まずは基本情報から。

ブラウニー手帳とは、大阪府にあるデザイン会社(株)ブラウニーが作った1年間のスケジュール帳です。

2014年に発売が開始された新鋭の手帳で、その考え抜かれたフォーマットや作りが、SNSなどで話題となっています。

私は、フォローさせてもらっている和気文具のインスタグラム担当者の方が使っているのを見て、ファンになりました。

では、外観から詳しく見ていきます。(中身の写真は2021年のものが混ざっています。※2022年の中身の変更はなし)

こだわりの表紙

↓表紙は滑りにくいマットな質感で、高級感を醸し出しています。

実はこの表紙、本当は裏地として作られた素材だそうです。手帳カバーの内側を見ると、表地となはずだった素材を見ることができます。

これは大正解だと思います。

テラテラしたビニルの表紙よりも、マットな質感の方が高級感が感じられるので。

ちょっとした小ネタにもなりそうです。

色バリエーション

2022年の色バリエーションは6種類です。

定番色:

  • ブラック
  • クリア(ホワイト)
  • ブラウニー(ブラウン)

2022年の限定色:

  • 春霞(はるかすみ)
  • 秋麗(あきうらら)
  • 薄明(うすあかり)

去年に引き続き、どの色も落ち着いていて素敵。流行のくすみカラーですね。

私は、パープルとブルー(薄明と秋麗)を選びました。

ちなみに、毎年テーマに応じて色の種類を変えるそうです。

2022年限定色のテーマは「そら(空)」。

何か新しいことに挑戦し、それを優しく包み込んでくれそうな響きです。


ブラウニーのwebサイトには、それぞれの色への思いが書いてあります↓

2022 color line up
(ブラウニーの手帳ブログ)


サイズ展開

サイズは2種類。

  • レギュラー(A6:文庫本サイズ)
  • ダイナリー(A5スリム)

レギュラー(A6)は、カバンの中でも場所をとらず、気軽に持ち運ぶことができます。

文庫本とほぼ同じサイズなので、片手でも扱いやすいです。

↓このようにカバーを外して使ってもいいし、文庫本カバーをつけてもオシャレですね。

サイズ感からして、読書時間に「本」のように楽しむこともできそう。スケジュール管理だけでなく、言葉や格言を記録してもいいかなと思いました。


ダイナリー(A5スリム)は、しっかりと予定を書き込みたい人向け。机の上に広げて書くのに適しています。

写真は現在使っている2021年限定色ミント。爽やかな色で気に入っていて、もうすぐ使い終わるのがちょっと寂しいです。

上質な紙と薄い罫線

ブラウニー手帳の中は、薄いクリーム色。

罫線はよく見ると細かい点線なので、主張しすぎず上品です。

どのページも180度ペタンと開きます。

マットな表紙に対し、中身の紙は抵抗がほとんど感じられないほど滑らかな手触り。

あまりに触り心地が良いので、ページをめくる度に無駄にスリスリ親指を動かしてしまいます(笑)。


↓私がよく使うペンで書き心地チェックの図。

にじむこともなく、裏抜け&裏移りもせず、良い紙質だなぁとため息が出ました。

ちなみに、修正テープはPlusのホワイパー・クリーム専用テープがぴったりの色でした。

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PLUS(プラス)
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万年筆や筆ペンでも大丈夫なのは、美文字練習に励んでいる私にとってポイントが高し。

これだけのペンで裏抜けなしならば、活用の幅が広がります。

では、中身をもう少し詳しく見ていきます。

ヨコタテ自在のフォーマット

ブラウニー手帳の一番の特徴は、縦にしても横にしても使える、「ヨコタテ」フォーマット。

手帳にはこれっぽっちも興味のないうちの旦那さんが、「これはいいね!」と驚いていました。

ちなみに、このタテヨコの手帳デザインは、特許取得。

(参照:https://brownie-techou.com/blog/public-relations/post-157.html)

↓メインコンテンツは、月間予定表と週間予定表です。

月間予定表

ガントチャートや、体温&体調記録、ハビットトラッカーなどに使える仕様です。

週間予定表

普通にバーチカルとして使っても良いし、ONとOFFで縦横を切り替えてもOK。

その他のページ

表紙から近い順に並べて写真を撮りました。

左がダイナリー(A5スリム)、右がレギュラー(A6文庫本サイズ)です。

<2yearsカレンダー>

誕生日や記念日など、大きな行事の日付を書いておくのに便利そうです。翌年の記念日の曜日も、事前に確認ができます。

<6yearカレンダー/4yearsカレンダー>

再来年以降のカレンダーを確認ができます。(一番右の色網がかかったところは、前年のカレンダー。)

<年間プロジェクト表>

4見開きもあるので、趣味と仕事で分けたり、何度か下書きをするのにも役立ちそうです。


この間に、マンスリー&ウィークリーページがあります。


<ヨコタテブロック>

巻末に、2021年から新しく追加されたページです。方眼ノートに見えますが、目印となる小さいドットや曜日が縦にも横にもついているので、マンスリーページを手作りすることができます。

↓拡大図

私はマンスリーブロックは自作手帳を使っているので、巻末ページはノートみたいに使っています。

<情報ページ>

年齢早見表・(いろいろな単位)・(データ容量)・用紙サイズ一覧・(紙の厚さの目安)・本のサイズ・(名刺のサイズ)・正しい手の洗い方など、あると便利な情報が、見開き1ページにまとまっています。※()内はダイナリーのみ。

デザイン会社の手帳だけあって、デザイン業界で必要な基礎知識が多い印象です。

<パーソナルメモ>

万が一落としてしまった時用に、書いておくと安心です。

暮らしを「整える」手帳

ブラウニー手帳のウェブサイトには、製作者の想いがたくさん綴られています。その中の一文↓

ブラウニー手帳は、シンプルなスケジュール帳であること。そして、日々の予定や記録を分かりやすく整理できる、手帳本来の機能性を大切にしています。

デザインや内容が無駄のない作りになっているのには、この信念があるからなのですね。

この手帳に向いている人

ブラウニー手帳は、使い方の自由度が高い分、難易度の高い手帳とも言えます。

でも、そこがまた好奇心をくすぐられところでもあるのです。

細かく書くことを指定されている手帳に違和感を感じる人、自分で色々とアレンジを楽しみたい人にとっては、ワクワクが止まらない手帳です。

反対に、手帳の使い方を考えるのは苦手で、項目や書き方が決まっている方が便利だと思う人は、この手帳は難しいかもしれません。


課題と対策案

使用するにあたり難しそうだと思ったことと、私なりの対策案を記録しておきます。

真ん中のグレーをどう使う?

デザイン的にメリハリが出て良いのですが、グレー部分に修正テープを使うと悪目立ちしてしまうのが気になりました。

対策案:

  • 変わりそうな予定は書かない(付箋とかで仮予約?)。
  • 写真を貼り付けたり、マステでデコる専用欄にする。
  • フリクションやシャーペンでメモをする欄にする。

約1/3を占めているグレー部分を上手に使うことが、この手帳を制すことになるのかもしれません。

もっと自由に使うためにグレー部分がないバージョンもあればいいのになと感じつつ、1年間使ったら慣れて気にならなくなりました。

むしろ、グレー部分だけ横書きで使ったり、違う色のペンにしたりと、遊べて楽しかったです。


12月始まりしかない

これは、仕事が4月〜翌年3月の「年度」で回っており、子供達の予定も「年度」が基準の私ならではの悩みです。

ああ、4月始まりが欲しい。

対策案:年度末までのマンスリーブロックを別で作る

巻末の方眼ノート全32ページには、マンスリーブロックを簡単に作れるドット&小さな曜日が記されています。それを活用すれば、2021年12月〜2023年3月まで、16ヶ月分のマンスリーを作ることができます。

私の使用例

2021年のブラウニー手帳ダイナリーは、Twitterの #朝活書写 で主に使いました。

文字は基本的に縦書きですが、細かい解説などは横書きで。グレー部分が真ん中にあることで、切り替えがしやすかったです。

↓ウィークリーの最初の余白スペースにお絵描きするのが楽しくて続けています。

文字がメインの時もあり。

罫線が薄くて、イラストを描いても字を書いても邪魔になりません。

何よりも、水彩筆ペンや万年筆が裏抜けしないのがポイント高し。

購入できる場所

2021.11.8現在、一部の文房具屋、ブラウニーのオンラインショップ、楽天市場の和気文具↓、amazonなどで販売されています。

ブラウニー手帳 2022 A6サイズ
2022年1月始まり(2021年11月29日から使用可)

ブラウニー手帳 2022 ダイナリー A5スリム
2022年1月始まり(2021年11月29日から使用可)

あとがき

ブラウニー手帳は、ずっと前から気になっていた手帳だったので、今年もご縁があり嬉しいです。

私にとって、手帳やノートをどうやって使おうかと思考をめぐらせる時間は、至福のひととき。

2022年は、月間ブロックをガントチャートに使ってみようかな。

考えるのが大好きなので、とことん一人手帳会議を開催して、暮らしを「整える」使い方を模索してみます。

※2021年11月のフォーマットを、公式サイトで無料でダウンロードしてお試しできますよ↓
https://brownie-techou.com/blog/public-relations/post-3315.html


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