先生の丸つけペンや、会社の事務用品としてもおなじみの「ぺんてる サインペン」。みなさんも一度は目にしたり、使ったりしたことがあるのではないでしょうか。
今回は、何気なく使っている方が多いこの商品の魅力を、限定デザインも含めてご紹介します!
ぺんてる サインペンとは
ぺんてる株式会社が作る「サインペン」は、1963年に販売を開始した水性のフェルトペンです。
ペン先はアクリル繊維を熱で固め、筆先のように削った芯でできています。
芯には毛細管現象でインクが染み渡っているので、ペン先が逆さまの状態でも使えます。
カラーのラインナップは全8色。
- 黒
- 赤
- 青
- 緑
- 橙
- 黄色
- 桃色
- 空色
特に定番なのが、黒・青・赤の3色です。
どれも発色が良く、柔らかいペン先となめらかな書き心地が特徴。
スルスルといつまでも書いていたい気持ちにさせられる1本ですよ。
価格が抑えめで手に入りやすいのも特徴の一つです。
お値段は、どの色も税込110円!
文房具屋さんや100円ショップ、コンビニでも売られているので、どこでも手に入る安心感があります。
↓セット販売もあります。試し書きをして、お気に入りの1本を見つけてもいいですね!
使用例
サインペンの魅力は、何と言ってもさらさら書けることです。
電話中のメモやちょっとしたアイデア出しに大活躍してくれます。
ささっとメモ書き
キャップを取ればすぐに書けて、芯全体にインクが染み込んでいるのでインク詰まりもありません。
電話をしていると片手しか使えず、メモ紙が動いてしまって書きにくい…なんてことありませんか?
サインペンであれば片手で押さえなくても書けるので、電話中でもストレスなく使えます。
また、ペン先が下になくても書けるため、冷蔵庫に貼ったふせんやメモにも簡単に書けます。
私はいつでもどこでもメモができるよう、家のいたるところにサインペンを置いています(笑)
ToDoリスト
ToDoリスト用のペンとしてもオススメです。ToDoリストは、パッと見てタスクがわかりやすいことが大事ですよね。
サインペンで書けば適度な太さがあるため、可読性の高い文字が書けます。
数色揃えておいて、重要なものは赤にしたり、家族ごとに色を分けたりするのも良いですね。
書き出したタスクを消すのにもピッタリ。
書き心地の良いペンでシャーッと消すのは、なかなかの快感ですよ!
使い心地
私はこのペンを常用するようになって、10年以上経ちます。
ボールペンや油性ペン、マーカーペンなども使いますが、こんなになめらかに書けるペンはそうありません。
どんな紙とも相性が良いのもメリットです。裏移りもほとんどありません。
↓ツバメノートで裏抜けチェック
表:
裏:うっすら見えますが、裏抜けはなし。
↓MDノートで裏抜けチェック
表:
裏:ほとんど見えません
※紙の薄さや質によって透けて見える場合はあります。
また、世界中で販売されている大定番の商品のため、廃盤になる心配がない安心感があります。
デメリットとしては、使っていくうちに芯が柔らかくなり徐々に太くなってしまうこと。
ですが、細かな筆記が必要な手帳や書類にはボールペンや万年筆を使うため、太くなるのも「味」として考えています。
ちなみにデザインや広告業界では、ラフスケッチやアイデア出しにサインペンを愛用している方がとても多いです。
多くのクリエイターに愛されているペンでもあるんですよ!
限定品について
ぺんてるの看板商品でもあるサインペンは、さまざまなコラボ商品や限定商品が販売されてきました。
たとえばこちらは、札幌の文房具店・大丸藤井セントラルとのコラボ商品です。
カラーは左から青・黒・赤の定番色ですが、ケースやペン自体にも北海道や雪の結晶が描かれている特別仕様です。
文房具好きの方へのお土産にもピッタリですよね!
また販売開始55周年の際には、店頭で芯にインクを浸透させて販売する企画を実施。
季語をイメージして作られたインクが55種類もあり、好みの色を選ぶのは至福の時間でした…!
私がゲットしたのは
- 春の風
- 青嵐
- 夏の空
- 冬の海
- 霜夜
もう、インクの名前からして素敵すぎませんか?
色はこんな感じです。
どれもサインペンならではの書き心地と、鮮やかな発色が美しい!!
来年はサインペンの販売開始から60年を迎えるので、また何か素敵な企画があることを期待しましょう!
あとがき
使いやすく、手に入りやすく、安いのに高品質といいところがたくさんあるサインペンをご紹介しました。
「サインペン」という言葉を初めて使ったのがぺんてるの「サインペン」だったり、大統領が使ったことで世界中でブレイクしたりと、逸話も多い文房具でもあります。
地味ではあるけれど、1本あると仕事や家事の相棒になってくれること間違いなし!
ぜひ一度、そのさらりとした書き心地を体感してくださいね。
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