どちらを買う?スマホ専用テプラ2機種を比較してみた

スマホ専用テプラ「SR-R2500P」と「MARK SR-MK1」の比較レビューです。共通点や相違点、どのような人におすすめなのかを解説します!

スマホ専用テプラとは

スマホ専用テプラは、ラベルの作成や印刷の制御をスマホアプリで行う機種です。

昔からあるテプラは、↓このようにキーボードがついているタイプが多いですよね。

今回ご紹介するスマホ専用テプラ2機種は、キーボードが付いていないのでスッキリとした形状です。

立てて使うと、リビングや狭い机でも場所を取らずに快適。

リビングに置きっぱなしでも違和感がありません。

アプリ編集のメリット&デメリット

先ほど言及した本体の形状の良さに加え、アプリだと常にプレビューを見ながら編集しているような感じなので、スマホを使い慣れている人にとってはラクに感じます。

アプリ内に、自分で作成したデザインを保存しておくことができるので、よく使うレイアウトをいつでもサクッと印刷することができますよ。

専用アプリは2024年3月現在、以下の2種類がリリースされています。

  • TEPRA LINK 2
  • Hello

どちらもBluetooth接続。

テンプレートも多く、スマホさえあればどこでも編集ができるので、通勤途中や隙間時間にレイアウトを作っておいて、家に帰ってからまとめて印刷するという使い方もできます。

時間を有効活用するという点でも便利ですね。

デメリットを挙げるとすると、アプリを立ち上げる手間があること、スマホ1台しか接続できないので、複数人で利用しにくいところでしょうか。

私はどちらのアプリもスマホに入れていて、簡単な名前づけテプラや、QRコードを作るだけの時は「TEPRA LINK 2」を使い、キッチン用品や整理収納のラベリングには「Hello」アプリを使用しています。

※以前のレビューでも書きましたたが、Helloの方が可愛いデザインが多い反面、動作が少し遅く感じました。

SR-R2500PとMARK SR-MK1の違い

大きさや重さはほぼ同じ、電池も単三電池6本と同じです。

では、どうしてお値段がこんなに違うのでしょうか?

SR-R2500PよりもMARK SR-MK1の方が優れている点を挙げると、以下の4点です。

  • 本体の色を3色から選べる
  • 対応テープ幅が24mmまで(SR-R2500Pは18mmまで)
  • 解像度が360dpi(SR-R2500Pは180dpi)
  • 別売り電源コードあり(SR-R2500Pは電池駆動のみ)

解像度の違いは、細かいデザインや手書き風文字、筆記体などの印刷時に感じます。

↓写真左がSR-R2500P・写真右がMARK SR-MK1。12mmのテープで印刷したものを横並びで比較してみたものです。

QRコードはどちらも読み込むことができるレベル。筆記体は、SR-R2500Pだと途切れて読みにくいです。

文字の太さや印象は、SR-R2500Pだと少し太くてギザギザ。MARK SR-MK1の方がスッキリとした見た目になっています。

↓同じく、写真左がSR-R2500P・写真右がMARK SR-MK1。

SR-R2500Pだと、バニラオイルの「ラ」(写真一番上)がほとんど印字されていません。

手帳に貼る用の鳥のデザイン(写真一番下)も、SR-R2500Pでやはり途切れてしまっています。

全体的に、MARK SR-MK1の方が滑らかな印字になっているのは、一目瞭然ですね。

※12mmのテープで比較したものです。

参照:↓それぞれのスペックをまとめたのがこちら。

キングジム ラベルプリンター スマホ専用 「テプラ」PRO SR-R2500P (対応ラベル幅:4-18mm幅)

  • 本体寸法:約54(W)×134(D)×145(H)㎜
  • 本体寸法:約420g(電池、テープ除く)
  • プリンタ:熱転写PRO印刷方式(180dpi/96dot)
  • ラベル幅:4、6、9、12、18mm
  • 最大印刷可能幅:13.5mm(18mm幅テープ使用時)
  • カッター:オートカッター
  • 電源:単3形アルカリ乾電池×6本
  • インターフェース:Bluetooth接続

キングジム ラベルプリンター スマホ専用 「テプラ」PRO MARK SR-MK1 (対応ラベル幅:4-24mm幅)

  • 本体寸法:約55(W)×133(D)×146(H)mm
  • 本体寸法:約470g(電池、テープ除く)
  • プリンタ:熱転写PRO印刷方式(360dpi・256dot)
  • ラベル幅:4・6・9・12・18・24mm
  • 最大印刷可能幅:18.1mm(24mm幅テープ使用時)
  • カッター:オートカッター
  • 電源:単3形アルカリ乾電池×6本
  • インターフェース:Bluetooth接続

どちらを買えばいいのか?

結論から言うと、本体の色は気にせず、複雑なデザイン印字の必要もなく、普通に名前だけ印刷するのであれば、SR-R2500Pで必要十分でしょう。

(私が以前使用していたテプラPRO SR150[製造中止品]は、SR-R2500Pと同じ180dpiの解像度でしたが、名付け&普通のラベリングに関しては文句なしで長年使用していました。)

反対に、おしゃれで細かなデザインもしっかりと印刷したり、テープ幅も24mmまでフルで使用したい人は、MARK SR-MK1を使った方が満足度が高いと思います。

MARK SR-MK1 だと、先述したスマホアプリ内の、全てのデザインを印刷できますよ!気に入ったデザインがあるのに、推奨テープ幅が24mmだった・・・というような悲しい気持ちにならずに済みます。

予算と用途に応じて選ぶと良いですね。

参考リンク

↓SR-R2500P

↓SR-R2500Pのレビューはこちら

https://conote.info/archives/25126

MARK SR-MK1は、3色展開です。通販だと、色によって若干値段が違います。

↓ベージュ

↓カーキ

↓新色:ブラック

↓テプラ愛用者の必需品「ハーフカッター」について

https://conote.info/archives/23149

あとがき

テプラはとても種類が多く、どれを買うか迷う人が多いのではないでしょうか。

隙間時間にテプラを作成したい人や、かわいいデザインも取り入れたい人は、断然スマホ専用テプラ!

慣れると作成スピードも早くなります。

何よりも、統一感のあるラベルを見ると心が整います。

新年度が始まって収納箇所も増えたので、これからもテプラ生活を楽しめそうです。

※今回はスマホ専用テプラのみをご紹介しましたが、大量に印刷したりビジネスで使用したりする人は、もっと上位機種でパソコン接続できるものの方が便利だと思います。反対に、文字ラベリングだけのために使うのであれば、普通のキーボードタイプでOK。解像度も、180dpiで大丈夫です。


ご訪問ありがとうございます!

conote.infoでは「文具で暮らしを楽しくする」をモットーに、文具や手帳の使い方を発信中。

手帳リフィルはPDFとしてダウンロードできるので、日々の記録を残すライフログとしても活用できます。

↓新しく作成したリフィルは、こちらで配信します。

conote note を詳しく見る

※今後も継続してリフィルを作成するために、conoteでは皆様からの寄付を募っています。

conote運営支援のページへ

※更新情報は以下のSNSでお知らせしています。
twitter、Facebook、instagrampinterest

※ご紹介した商品は、楽天ルームにも掲載しています。


conoteの最新記事をおしらせします!