印刷加工として人気の「箔押し」をご存知でしょうか。
憧れる反面、素人が箔押しのオリジナル商品を作るのは難しいし、既存商品だと物足りない……
「自分で箔押し加工ができたらいいな〜」なんて、思いませんか!?
そんなクリエイティブな文具好きさんに朗報です!
自分で箔押しができる画期的なアイテム「ウチハクシリーズ」があるんです。

箔押しとは?
まずは「箔押し」が一体どのようなものなのか知っておきましょう。
「箔押し」とは、印刷技術の一種。
熱と圧力によって、金や銀の薄い箔を紙に転写する加工技術のことです。
印刷物を豪華にしたり、デザイン性を高めたりする時に使われます。
たとえば、ロルバーンの表紙の文字!

文字部分だけ銀色のインクが使われているように見えますよね。
これは銀色の箔をのせて圧着しているんです。
ノートだけではなくシールのデザインであしらわれていたり、本やパンフレット、お菓子のパッケージなどでも使われていたりしますよね。
それではなぜ、自分で箔押しを行うのは難しいのでしょうか。
それは、熱と圧力で紙に圧着させる印刷加工だから!
家ではなかなか強力な熱や圧力を加えるのは難しいですよね……。
印刷会社に加工をお願いする時にも追加料金になるため「特別な加工」という印象が強いはず。
ところが、家で簡易的な箔押し加工ができるアイテムを発見しました!
家でも箔押し!「ウチハク」
それが「ウチハク」です。

「ウチハク」は村田金箔という特殊印刷の会社が製造している、箔押しアイテムシリーズ。
基本のアイテムは「グルーペン」と「箔テープ」の2つだけ!
使い方もカンタンで、まずはグルーペンで箔押ししたい部分に箔押ししたい文字や絵を書き入れます。

出てくるのはインクではなく接着剤なので、透明で見にくいかも?

これをしっかりと乾かします。
しっかり乾いたら、箔テープを適当な大きさに切って、グルーペンで書いた文字や絵の上にのせてグッと押し付けます。

これで完成!しっかり乾かすことと、ゴシゴシ擦るのではなく、指で圧着するイメージで箔をのせるのが上手に箔押しを行うコツです。

特に難しい工程はなく、電気や熱を使わないのに豪華になるのがメリットですよね!
その上、オリジナルの箔押し加工ができるので、オンリーワンのアイテムを作るのにも最適。
多少擦るくらいでは剥がれないので、よく使うノートや手帳の表紙などにも使えます。
こんなところで使える♪ウチハクアイデア
自分で箔押しができるとなれば、使えるアイデアがどんどん湧いてきます!
ここからは「ウチハク」を使ったアイデアをご紹介します。
特別感を演出したいところに!
まずはスタンダードに、特別感を出したいところに使ってみましょう。
たとえば、ノートの表紙。

アレンジしやすいシンプルなMDノートに装飾してみました。これだけでちょっと特別感が出ますよね。
メッセージカードにもぴったり!

↓少し暗くして斜めに撮影。キラリと光っているのが分かります。

メッセージは同じでも、箔が押してあることで特別感が倍増するとおもいませんか(笑)?
何度も使うお気に入りアイテムに!
毎日使うアイテムは、目立たせたりわかりやすくしたりすると使い勝手が良くなります。
手帳やカレンダーで、忘れてはいけない日などに印をつけると視認性がぐんと上がります。

うっかり忘れがちな記念日や誕生日などを箔押ししておけば、きっと忘れないはず!
しおりのような何度も使うアイテムに箔押しをしても、箔が剥がれにくいのでガシガシ使えます!

箔が押してあるだけで、なんだか特別なアイテムのようになりますよ。
箔押しシールもカンタンに!
より気軽にウチハクを活用したいなら、マステシールを使って「箔押しシール」を作るのがオススメ!
100均で売っているマステ素材のシールに、あらかじめ箔押しをしておきます。

模様を入れてもいいですし、シンプルに箔で埋め尽くしてもOK。

時間のある時に作っておけば、出先でもささっと使えます!
番外編!グルーペンの代わりに「テープのり」が使える!
実はグルーペンがなくても、箔テープをつけられます。
それに使うのが「テープのり」!

箔を押したい部分に、グルーペンのかわりとしてテープのりをつけて、箔をテープをのせると……

乾かす時間や手間ゼロで、箔押しができました!
このままだと可愛さはゼロですが(笑)、最近は「ドットライナープチモア」のように、のりめんに柄が入っているものもあります。
テープのり〈ドットライナープチモア〉(柄のり3個パック)

アイデア次第ではさまざまな場面で使えそうです♪
参考リンク
↓「ウチハク」は、BASEにて販売されています。
↓通販では、セット販売もあります。
↓ウチハクstickerを使うと、絵を描けなくても大丈夫!
「ウチハク」で他の人とは違うアイテムを作ろう!
箔押しといえば、特殊な加工技術。自分でデザインを作って入稿を行わなければ作れない……と思っていました。
ところが「ウチハク」を使えば、箔押しがぐんと身近に!
しかも箔テープの種類が豊富なので、自分の好みの色味が見つかるはず。
ぜひみなさんも「ウチハク」を使って人とは違う特別なアイテムを作ってみませんか?

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