パイロットのwebサイトに記載されている情報によると、
フリクションで書いた文字は、60度以上で消え、-10度以下で色が復元し始め、-20度前後で完全に復活する。
とのことです。つまり、温度によってインクの状態が変わり、目に見えたり見えなかったりするということ。
以下のリンクに解説図つきで詳しく書いてありました↓
分かりやすい実験をしてみました。
フリクションとジェットストリームで文字を書いた紙を、ラミネートシートします。
いざ、高温エリアに突入!
出て来ました〜。お!
フリクションのインクは、跡形もなく消えております(笑)
冷凍庫へ入れてみます。
5分後、うっすらと文字が浮かび上がり始めました。
30分後、ほぼ復元しました。
でも、消して書き直した文字まで復元されてしまいます。下から2番目、青の文字が重なって見えるのがそうです。
やってしまいがち!気をつけたい高温シチュエーション8つ
- 真夏の車の中に置きっぱなし(特に黒いダッシュボードは危険)
- 裏面にコピーするために、コピー機のトレーに入れる(出て来た紙って熱いですよね)
- カバンの中に、自販機で買ったhotコーヒー缶を入れる(手帳もカバンに入っています)
- コンビニ弁当をチンして、熱いからといって手帳をお盆がわりにして運ぶ。(予定が消えますよ)
- 熱いコーヒーをデスクに運び、適当に置く(その下にメモ付箋があった)
- 手帳のメモはフリクション。予定変更で、文字をゴシゴシ消す(裏の予定も消えていますよ)
- アルバムのコメントをフリクションで書く(フリクションインクの経年劣化は速め。思い出のメッセージが、時間経過とともに消える)
- 面接の書類をフリクションで書く(コピーやラミネートされた時点で、採用が白紙に戻ります)
例:熱いお茶で実験
青文字「のばしてcut」のところにご注目
日本茶、置きました。
青文字「のばしてcut」と、その上下の文字が、、、、。ほんの数秒でこのありさまです。
もうひとつ、我が家で実際にやってしまった失敗です。
↓このレンジ上ラックの上段トレーに、レシピノートを置いてたら、、、焼き芋を焼いた後に、レシピが跡形もなく消えていました。オーブンの熱って、空気を通して伝わります。
知っていましたよ。そんなこと( ̄^ ̄)ゞ
でも、文字が消えてしまってから、初めて焦って理由を考える自分がいるのです。それほど、熱と文字は結びつけにくいものなのです。
まとめ
フリクションを使う場合は熱をさけて慎重に!!
冷凍庫で冷やして文字の復元はできるけれど、書いた文字が全て復元されてしまうという欠点あり。長期保存の書類は普通のボールペンで書くべし。
冷凍庫で冷やして文字の復元はできるけれど、書いた文字が全て復元されてしまうという欠点あり。長期保存の書類は普通のボールペンで書くべし。
フリクションにジェットストリームの替え芯を入れれば、最強のボールペンが出来上がります↓
https://conote.info/archives/45