あまりに忙しい時のレイヤー手帳術

半透明のトレーシングペーパーで、予定を「上乗せ書き」するという、新しい手帳術のご紹介です。

レイヤー(層)手帳術という名前をつけましたが、A4のトレーシングペーパーを半分のサイズに切り、穴を開けてテフレーヌに挟んだだけです。

意外と便利だったので、仕組みやメリットを記録しておきます。

レイヤー手帳の仕組み

普段の手帳には、子供達の習い事、小学校・保育園行事の予定、車検などの備忘録、在宅の仕事内容などが書いてあります。

そこに今回は、半透明のトレーシングペーパーで「出社時にしかできない差し迫った予定」を上乗せしています。

私の場合、差し迫った予定が詰まっているのは平日のみです。しかも、変動的。(現在、火・水・木のみ出社で月金は在宅勤務のスタイル)

普段は出社時に専用ファイルで管理している作業内容ですが、今回はシビアに予定管理する必要があり、プライベートの煩雑さと合わせて「心づもり」を持っておきたかったのでこの方式にしました。

レイヤーにするメリット

  • 色分けしなくてもOK
  • 大胆に書き込めるし消しやすい
  • 他の予定も把握しつつ仕事を割り振れる

1つずつ、簡単に解説します。

色分けしなくてもOK

最近は、手帳には基本的にシャーペンで予定を書くようにしています。

つまり、黒一色です。

普段はこれで大丈夫なのですが、今回のように別軸で考える必要がある時は少し見づらくなります。

レイヤーにすれば色分けしていなくても区別がつくし、トレーシングペーパーを少しだけ浮かして見ると下の手帳が見えないので、仕事の予定のみを俯瞰できます。

大胆に書き込めるし消しやすい

厚手のトレペなのでガシガシ消してもヨレず、ホワイトボードのように綺麗に消して何度も書き直すことができます。

予定が変動的なので、これがとってもやりやすい!

大胆に横線を引いても、枠で囲っても、矢印を書いても大丈夫です。

他の予定も把握しつつ仕事を割り振れる

プライベートの予定が下の手帳に書いてあるので、その予定を俯瞰しつつ、2〜3日スパンの仕事予定をザッと鉛筆で書き込むことができます。

これはまるで、全面半透明付箋のような便利さです。

付箋のようにノリが付いていないから、下の文字が粘着部分に付いてしまうという事態は避けられ、必要なくなったら外してしまえば元どおりの手帳に。

計画大幅変更になったら、もう1枚新しいトレーシングペーパーで練り直せばOK。

臨機応変に対応できる、忙しい時の救世主です。

参考リンク

使った文具を記録しておきます。

厚手のトレペは、セリアで買いました。「厚口トレーシングペーパー」という名前で、A4サイズが7枚入っています。

↓厚手のトレーシングペーパーは、通販でも売っています(通常の薄手のものは40g)。インクジェット対応のトレーシングペーパーは色々と遊べそうなので使ってみたいです。

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↓conote手帳術についてはこちらでまとめています。

あとがき

先週の仕事があまりにも忙しくて疲弊しそうだったので、レイヤー方式にしてみました。

毎回は必要はないですが、どうにもこうにも予定が詰まって来た時にはとても便利です。

そういう時って、別用紙に細かなスケジュールを組むよりも、私生活を含む生活全体をまとめて把握した方が、抜け漏れがないし体調を崩しにくいので。

つまり私の場合、意外と私生活の忙しさが仕事のパフォーマンスにも影響するってことです。

月間スケジュール表はいつも通り使いつつ、マンスリーがレイヤーになっているこの方式は、11月後半まで続きそうです。

仕事の波よ、これ以上高くならず、荒れ狂うことなく、すっと引いておくれ。

寒くなって来たので、より一層の体調管理にも気をつけないとですね。

皆様もご自愛ください。


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