ミニ5穴の本革システム手帳を自作してみた!金具と作り方の記録

2000円以下で本革システム手帳を自作してみました。使用したバインダー金具や革、作り方を記録しておきます。

自作システム手帳(M5)の材料

バインダー金具

クラウゼバインダー マイクロサイズ 5穴タイプ ニッケル 長さ105mm|リング内径8mm

切り革

アラバスタブライドル 牛ヌメカットレザー 17×12cm 厚さ2.0mm

↓最初からカットされた革を購入したので、完成イメージが持ちやすかったです。

↓参考までに、私が購入した楽天市場のリンクです。


クラウゼバインダー マイクロサイズ 5穴タイプ ニッケル 長さ105mm|リング内径8mm 1ヶ【メール便選択可】 [協進エル] レザークラフト金具 バインダー金具


【切り革】アラバスタブライドル 全6色 17×12cm 2.0mm/1.5mm/1.0mm/0.6mm【メール便選択可】 [ぱれっと] レザークラフト切り革(カットレザー) 定番切り革(牛ヌメ)


革製システム手帳の作り方

金具は、革を挟み込んでつめを折り曲げることで固定するタイプなので、2mmの革の厚さを0.7mmまで漉く(すく)必要があります。

専用の道具なんて持っていないので、100均のやすりと彫刻刀でゴリゴリ。

バインダーを取り付ける部分だけを漉きました。

目標0.7mmの厚さだけど、割と適当です(笑)

本物っぽくするために、丸刀で角を落とします。

割とサクッと切れるので慎重に。

三角刀で、ガイドの紙に合わせて金具用の穴を開けます。

外側から金具のつめを穴に入れてセットします。

ミニ5の場合、つめが上下の2箇所のみで、真ん中には何もなし。

内側にはバインダー部分をセットし、バインダー部分が真ん中になっているか確認してからつめをペンチで折り曲げます。

これでバインダーを固定することができました。

あとは、余分なゴミを落として、表面を布などで磨けば出来上がり〜。

カットレザーはそのまま使えて便利でした。

作るために使用した道具は、100均のやすり、彫刻刀、ペンチのみ。

かかった時間は、初めてだったので、、、正味1時間くらいです。


※あくまで初めて革小物を作る筆者が、最も手抜きで作成した手順です。ご自身の判断で参考にして下さい。

※本来ならば、バインダー横の金具が当たる部分に当て革を縫い付け、背側の金具が外から見えないように革を二重にして取り付けているものが多いです。


使い心地

おろしたての革製品らしい質感と、落ち着いた色合い。

つまり、まだ少し硬いです。

もっと使い込んで、傷や汚れが付いて、よく使う部分はしなっとなるような経年劣化を楽しみたいです。

材料費1,518円+送料220円。

その値段を考えると、ものすごくコスパの良いシステム手帳になりました。

ミニ5穴のリフィルは小さいから、0.2mmのシャーペン(オレンズ)と相性が良いかも。色々と試してみようと思います。

クラウゼのバインダーは質が良いので、ストレスなく開け閉めしています。

【↓動画です】

<注意点>

制作過程・使う時に、私が気をつけたいなと思った点は、今のところ3つです。

  • 革を漉く時に力を入れすぎて表面まで穴が開かないように注意。
  • 本来は出ていないはずの背中の金属部分が少し鋭利だから気をつける。
  • しばらくは革の端っこがボロボロするからそのつもりで。

まあ、純正じゃないし、私は革小物を初めて作ったわけなので、どこかしらほころびは出るかなと思っています。

それでも、やってみなければ分からない。

何とか形になって良かったです(^^)

参考リンク

↓mini5に使える自作リフィル。縦型のマンスリーです。

↓本場のプロッターでは、リング径11mmのミニ5サイズが販売されています。サイズ感はほとんど同じ。

↓私が今回作った色と似ているブルー。ロゴが入ってるとカッコいいなあ。

↓背中の部分も、安全かつスリム。

↓お値段は高いけれど、好きな色があれば買った方が失敗なくて良いです。(個人的には緑色が気になる。ロフト限定で黄色も見たことがあります。)

あとがき

背中の部分を除いては、概ね満足な出来栄えとなりました。

リング径が8mmなのは薄くて良いです。

作り方は分かったので、余裕があれば違う革や他のサイズのバインダーや、いずれは財布なども作ってみたいな。

あ、これは沼になりそうな予感(笑)。

↓バンドは純正が欲しいところ。よく見るとバインダー金属よりも高いのに驚き。もっとmini5がマイナーになれば、付属品も安くなるかな〜。とりあえず持っているバンドで我慢します。

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