一般のルーズリーフよりも穴のピッチが狭めのISO国際規格(1/3インチピッチ)。リングノートに使われることの多いこの規格は、同じ大きさの紙で比較すると、穴数が多いことで安定したページめくりが可能になります。今回は、ISO国際規格(1/3インチピッチ)対応の穴あけパンチをご紹介します。
![](https://conote.info/wp-content/uploads/2023/02/twieye_panch-1.jpg)
↓JIS規格とISO規格の穴数の違いや、紙の大きさの一覧はこちら。
ISO規格(1/3インチピッチ)とは
ISO規格は一般的なルーズリーフとは穴数が違うので、「ISO規格」と明記されていることが多いです。
↓今回ご紹介するパンチも、このようにしっかりと「注意」が書いてあります。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/19c44c0b.c31e85d8.19c44c0c.2fc73f5a/?me_id=1229274&item_id=10040796&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2F8989usagiya%2Fcabinet%2F63%2Fimgrc0094203998.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
↓ISO規格とJIS規格の比較
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/19c44c0b.c31e85d8.19c44c0c.2fc73f5a/?me_id=1229274&item_id=10040796&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2F8989usagiya%2Fcabinet%2F63%2Fimgrc0094203997.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
↓穴数の違い(カッコ内はJIS規格の穴数)
- ISO-A4:34穴(JIS:30穴)
- ISO-B5:29穴(JIS:26穴)
- ISO-A5:24穴(JIS:20穴)
- ISO-B6:21穴
- ISO-A6:17穴
※B6・A6のJIS規格ルーズリーフはあまり見かけません。
ISO規格のゲージパンチ
ISO規格の穴あけパンチは、いくつか種類があるのですが、2022年1月に発売されたカール事務器のものが、お値段的にも使い勝手的にも使いやすい印象。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/19c44c0b.c31e85d8.19c44c0c.2fc73f5a/?me_id=1229274&item_id=10040796&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2F8989usagiya%2Fcabinet%2F63%2Fimgrc0094203994.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
↓紙ズレ防止の磁石がついています。
![](https://conote.info/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7231.jpg)
大きさに応じてパンチする場所が違うので、余分な穴ができない仕組みになっています。これは画期的!
![](https://conote.info/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7233.jpg)
開けた穴を見てみると、さすが老舗のカール事務器。文句なしの綺麗さです。
![](https://conote.info/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7265.jpg)
JIS規格のルーズリーフよりも、穴の位置がより中心に近いことから、筆記部分が広く取れるのも魅力ですね。
個人的にお気に入りなポイントは、パンチのロックがスライド式なこと。
![](https://conote.info/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7229.jpg)
ワンタッチでとても便利です。
![](https://conote.info/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7230.jpg)
ゴミ捨ても裏をパカっと開けるだけでOK!
![](https://conote.info/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7228.jpg)
文具はこうやって、どんどん進化していくのですね。
代表的なISO規格の商品
日本ではルーズリーフと言えばJIS規格が主流ですが、リヒトラブのツイストノートをはじめ、ISO規格を採用しているものもあります。
↓例:アクアドロップスシリーズ。どの文具店でもよく見かけます。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/21849489.769957c7.2184948a.29c986e5/?me_id=1281881&item_id=10004784&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fstationery-goods%2Fcabinet%2F2018%2Flihi0177aaa.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
ビビッドなカラーしかないのかなと思っていたら、、、流行のパステルカラーもあるし、サイズも豊富なのです!
Pastelloシリーズの代表的なものを以下に記録しておきますね。
↓セミB5(学生用ノートのサイズ)
↓A5サイズ
ここからは、普通のルーズリーフバインダーにはない小さいサイズ展開です。
↓B6サイズ
↓A6サイズ
↓メモ帳のサイズ
これだけたくさんのサイズ展開があれば、用途に応じて使い分けたり、大きいツイストノートに小さいリフィルを挟み込んだりと、工夫して使うことができそうですね。
<余談>
開閉できないリングノートの穴幅は、ISO規格であることが多いです。(注意:ロルバーンはJIS規格)
つまり、リングノート開いて改造し、ルーズリーフ化することも可能なのです。
自分の持っているノートやルーズリーフがどちらの規格なのかを知っておくことで、ルーズリーフ化(自炊)する時の、リングの買い間違いを防ぐことができますね。
参考リンク
↓今回のご紹介したゲージパンチです。(ISO規格)
↓JIS規格のゲージパンチはこちら。
↓システム手帳用のゲージパンチもあります。マイクロ5(mini5)対応です。
あとがき
2022年1月に発売された、国際規格のゲージパンチ。
税込3,300円だったものが、最近少しずつ値段が下がってきたので思い切って購入しました。
![](https://conote.info/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7225.jpg)
まだまだリフィルの種類が少ないリングノートなので、自作リフィルを印刷して穴を開け、自分なりの使い方を模索していきたいです。
↓一般的なJIS規格のルーズリーフを作りには、こちらのグリッサーが便利です
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