「感情の整理」が上手い人下手な人[レビュー&まとめ]

 

押し寄せるマイナス感情に打ち勝つ方法が、ありました!

↓この本は、対人関係を良くする方法を、精神科医の和田秀樹さんが論理的に説明した本です。どのように考え方や行動を変えれば、EQ(心の知能指数)を高めて感情のコントロールができるのかが、詳しく書かれています。

新「感情の整理」が上手い人下手な人 (WIDE SHINSHO)

特に女性の感情の動きに着目して解説されているので、「女性」である私は、むず痒くも大変参考になりました。

 

内容の概要

プロローグ

不機嫌な女性の見え方について。

「不機嫌」をコントロールできない人は嫌われます

どんな人でも「不機嫌な人」は幼稚に見えます

見出しに書いてある言葉にドキっとしました。分かっているけど、、、他人や子供が思い通りに動かなくて嫌な気持ちになり、ムスッとしてしまうこと、よくありますよね。プロローグの最後の方に、「女性は感情的」と言われないためのチェックポイントが書いてあります。

 

 

第1章〜第3章

不機嫌になりやすい人の行動パターンを分析し、感情生活の「法則」を導き出しています。それを回避するための具体的な対策が満載。嫉妬を乗り越える方法感情を素早く切り替えてゆったりと過ごす方法などが、日常の例と一緒に解説されています。無意識に負のスパイラルに陥りやすい私にとっては、手帳の最初のページに書いておきたい感じの内容でした。

 

第4章〜第5章

感情の整理上手になるための、ポジティブな物事の捉え方、心の掃除のコツについて書かれています。

精神科医だってカウンセリングを受けています

人間、誰しも感情的になることはあります。自分の状態を素直に認め、自分の問題として処理することの大切さが分かりました。

 

第6章

EQ(感情の知能)の育て方が詳しく書いてあります。程よい他者意識と、バランスの良い自己愛で、全てがうまく回りそうです。

 

まとめ&感想

↓私なりに理解したことを、EQの考え方を中心にまとめてみました。

最後の最後に書いてある

誰だって、いい人生、いい人間関係を実現しようと健気にがんばっている

という一言が印象に残りました。

 

言葉に出して言わなくても、人はそれぞれ悩みや困難を抱えているもの。お互いが思いやりの気持ちを持って接すれば、みんなが気持ちよくご機嫌に生活できるのかもしれませんね。

 

アンガーマネジメント

↓「怒り」という感情に特化した本2冊です。

読むだけで心が軽くなる。母の「あるある」がつまった「アンガーマネジメント」本レビューとまとめ。

 

[図解]アンガーマネジメント超入門(安藤俊介著)レビュー&まとめ