とじ具が開くリングノートは便利だけど、リング部分の硬さや大きさが気になるところ。今回は、リヒトラブのツイストノートのうち、リングがソフトタイプのもの2種類を比較してみました。

CUBE FIZZ ソフティツイストノートについて
まずは、普通のツイストノート(正式名称:Pastello ツイストノート)と比較しながら、ソフトツイストノート(正式名称:CUBE FIZZ ソフティツイストノート※)の構造を見ていきます。
※名称が長いので「ソフティ」と略させてもらいます。

↓リング部分を下から見たところ。濃い青のノートがソフティです。

見た目の大きさは、そんなに変わらないです。
↓上から見たところ。ソフティは半透明です。

ソフティツイストノートを使ってみて
閉じている時は同じくらいの大きさですが、開いた時は、少しソフティの方が幅を取ります。
↓上側がソフティ

↓実はソフティは、リング上下の2つずつが「パチンパチン」と留めるロックリングで、真ん中部分は半円の爪が重なっている状態です。(大きさや、挟む紙の枚数によってロックリングの個数や場所が違います。)

リングを閉じる時は、普通のツイストノートのように全部の爪をパチンパチンと留めなくて良いので、その点では楽です。
真ん中部分は柔らかめの半円が重なっているだけなので、上からかかる力でへこみます。これが、リング部分が気にならない仕組みです。

ただし、リングが重なっている部分が、若干手に突き刺さる(?)ような感触はあり。
いわゆる閉じ具が開かない”ソフトリングノート”をイメージしていると、「え?ソフトとは少し違うよね」と思ってしまいます。
さらに上を行くopnoがあるよ!
ソフトリング部分の快適さを求めると、写真左側の「opno」(正式名称:オープンリングノート opno [2021.9発売])の方が数段上を行きます。

ソフティよりもリング径が小さいので、手に当たる感触が少なくなっています。
↓ソフティとopnoを開いたところ。同じ枚数を入れられるのに、リング径が小さいのが分かります。(上がソフティ、下がopno)

特に180度開いた時や、360度パタンと折り返した時のリングの存在感のなさが素晴らしいです。
色に関しても、流行のパステルカラー(くすみカラー)があってポイント高し。
新開発のリフィルは、端っこからの穴の位置が極限まで短くしてあるので、小さいリング径でもめくりやすいです。
↓一番上がopnoのリフィル。穴の位置が違いますね。(真ん中がゲージパンチで穴を開けたもの。下はソフティの純正リフィル)

これにより、筆記スペースが最大限確保されているわけです。
ただし、残念なことに・・・・2023.2月現在、opnoはセミB5サイズのみの展開です。
セミB5サイズは特殊なサイズなので、家にあるプリンターで気軽にリフィルを作ることができないのが痛いところ。
さらに、穴の位置が一般的なものよりも端に寄せてあるので、ゲージパンチで穴を開けたものを挟むと、ページめくりが若干難しくなってしまいます。
お高いけれど、、、専用リフィルを使うのが、最善策かな。
ページの差し替えが可能なのに加えてソフトリングの品質が良いopno。A4やA5が出てくれたら、間違いなく日常使いにしたい品です。バリエーションが増えることを願います。
参考リンク
↓今回ご紹介した開くことができるソフトツイストリングノート、「ソフティ」と「opno」です。(サイズや色バリエーションは、商品リンク先からご確認ください)
おまけ:↓普通のツイストリングノートpastello。パステルカラーが素敵で、全てのリングを開閉するので、安定感があります。お値段安めなのがお財布に嬉しいです。
↓ツイストノートのリフィルを作るには、ISO規格のゲージパンチが便利です。
↓ツイストノートは、一般的なルーズリーフとは違うISO国際規格です。穴数が多いから、安定したページめくりが可能。JIS規格との穴数の違いは、こちらでまとめています。
あとがき
いわゆるソフトリングノートと比べてしまうと少し期待が外れですが、ソフトリングなのにとじ具が開けるのは、やはり新鮮。

「オープンリングノート opno」に至っては、リングの存在すら忘れてしまいそうです。

硬いリングが苦手な人は、一度試してみる価値ありかも?!リングノートに対する概念が変わると思いますよ。
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