コロナの規制が緩和されて、旅行を考えている方も多い時期。
旅は身軽にしたいけれど、文具好きはノートや手帳をたくさん持っていきたくなりますよね。
そんなときにおすすめなのが、ミニサイズのノート。
中でも「トラベラーズノート」のパスポートサイズシリーズと、無印のパスポートノートに注目。
各商品の特徴を比較し、使い方を探りながら、旅行の準備・旅のログの楽しみ方をお伝えします!
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パスポートサイズのノートが便利!
なぜ今回パスポートサイズのノートに注目したかというと、トラベラーズノートに憧れがあったから!(笑)
チャームのついた皮のカバーに挟んだノートを旅に連れて行き、徐々に育てていく……文房具好きにはたまらないですよね。
↓世界観も素敵。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/32b38317.d8603d00.32b38318.4703dbae/?me_id=1226396&item_id=10001612&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fsankyodo%2Fcabinet%2Fdelfo%2Ftr1-1.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
でも最初から全部買いそろえたら結構なお値段になるし、旅をする時はなるべく身軽でいたい。
そこで考えたのが、気軽に持って行けるパスポートサイズのノートを単体で持っていく方法です。
実際にいくつか購入して、旅での使い方を検討してみました。
トラベラーズノート購入品
まずはトラベラーズノート。リフィルがたくさんありましたが、そのうち3種類を購入して比較。
1つ目:緑色の表紙の、MD用紙を使ったノート。
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中は方眼になっていて、漂白がかった白い色味。
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一番最後のページには、本当にパスポートのような情報記入ページがありました。テンションが上がります。
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2つ目:アイボリーの表紙の、軽量紙を使ったノート。
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中面は無地です。とても薄い紙でできているので軽く、やや透け感があります。
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特徴的なのが、紙にミシン目がついていること!
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ささっとメモをとって切り取れば、他のノートに貼り付けるのも簡単です。
3つ目:何かと便利なパスポートサイズのファイル!
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開くと左右それぞれにポケットがついています。クラフト紙の質感が素敵ですよね。
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無印のパスポートノート
つづいて無印で購入した2種類のノートを比較。
↓パスポートメモ 5mm方眼・125×88mm・24枚・緑
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↓公式サイト
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182110326
この緑色の表紙は「方眼タイプ」。120円というお手頃なお値段が嬉しい♪
紙色はややクリームがかっており、滑らかな質感。トラベラーズノートと比べると、角丸になっているのが大きな違いですね。
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もう一つは、紙質や大きさは同じでドット方眼タイプ。
↓パスポートメモ ドット方眼・125×88mm・24枚・紺
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「紺」と書いてありますが、黒っぽい表紙です。
↓公式サイト
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182110340
中身はドット方眼。無印のドット方眼は、悪目立ちせず使いやすいです。
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それぞれの裏抜けチェック!
軽量紙、無印、MD用紙の3種類で、同じペンで書いたものを比較します。
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軽量紙はやや裏抜けが気になりますが、下のページに影響するほどではありません。
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無印のパスポートメモはペンによっては裏抜けが目立ちましたが、こちらも下のページには影響なし。軽量紙に比べるとボールペンやサインペンは裏抜けしにくく、マーカーはインクが染み込む感じでしょうか。
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裏抜けが一番少なかったのはMD用紙のトラベラーズノート。これなら安心して書くことができますね。
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組み合わせ方を考えてみた
同じパスポートノートでも、比べてみると色々と違いがあります。
たとえば大きさ。無印の方がやや縦に長く、トラベラーズノートの方がやや横幅があります。
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そして、クラフトファイルは、本来はノート同様に本体に差し込んで使う仕様なので、トラベラーズノートを入れると、大きさが合わず歪んでしまいます。
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片側だけに挟めば問題ないのですが、ノートカバーのように使うことはできません。
やはり、牛革の本体に挟んで使用するのが前提なのですね。
(↓こんな感じに。)
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/16b29bc8.915f955e.16b29bca.56ce33d0/?me_id=1234464&item_id=10086033&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fkdmbz%2Fcabinet%2F_kdm_img514%2F490280514334_3.jpg%3F_ex%3D300x300&s=300x300&t=pict)
一方で、無印のパスポートノートだと横幅が少し狭いので、クラフトファイル内にすっきりと入ることを発見!
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そして軽量紙は、切り取ると無印のノートと同じくらいの大きさになって、相性が良さそう。
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色々と考えた結果、今回の旅行は、「クラフトファイル」に「無印のパスポートノート緑(方眼)」と「トラベラーズノートの軽量紙」を入れて持ち歩くことにしました。(活用例は後述)
他メーカーのパスポートサイズノート
ちょっと気になって、パスポートサイズのノートを他にも探してみました。ご参考に〜。
※トラベラーズノートの牛革製カバーの本体サイズは、H134×W98×D10mmです。パスポートサイズはメーカーによって違うので、物によってはノートがはみ出す可能性があります。ご注意を!
文具好きの憧れ、モレスキンは「カイエジャーナル」や「ヴォランジャーナル」のポケットサイズがパスポートに近いです。(どちらもH140×W90)
色バリエーションが豊富かつ、セット販売なので、たくさん書きたい方にはおすすめです。
↓HITOTOKIシリーズにもパスポートサイズがあります。
かわいいカバーや日付シートがついているので、日記に使うのが良さそう。(ノートサイズ:H126×W89、 カバーサイズ:H133×W94)
↓シンプルなもの。
ラコニックでもパスポートサイズのノートが販売されています。
↓公式サイト
CLIFF パスポートサイズノート【LG27】
こちらは4種類あり、おしゃれな表紙なのでカバーなしで持ち歩きたくなりますね。
探してみれば、もっとあるかもしれません。それぞれ紙質や表紙のデザインなども違うので、自分の好みや使い道に合わせるのが良さそうです!
旅行ノートの作り方
それでは実際に、トラベラーズノート&無印のノートを使って旅のノートを作ってみます!
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※今回のベースのノートは、無印のパスポートノート緑(方眼)です。
計画:ノートにしっかり書く
まずは旅の計画をたてます。バレットジャーナルみたいに目次を書いておくと便利。
重要な項目は最初のページに書いてすぐ参照できるようにします。
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旅程も同じノートに書いていきます。
重要な部分は目立つ色でマークを。
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持ち物リストを作るのもおすすめ。
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買い足しが必要なものは、ピンクでラインを引いたのでそのまま買い物リストにもなります。
個人的に旅の計画で書くと良いと思うのは・・・
- ホテルの住所・連絡先
- 日程表
- 持ち物リスト
- お土産リスト
- 旅先でやりたいこと
これらを書いておくと「あれをやれば良かった!」「これを買うの忘れた!」という失敗が防げます!
またスマホの電池が切れてしまった時も、いざという時の連絡先がわかっていると安心です。
道中:「あとでまとめる」ために集める
旅本番!実際に旅先で持ち歩いて活用してみました。
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軽くて小さいので、手帳を持ち歩くよりも楽♪荷物の軽量化がはかれました。
旅行の途中でもノートとペンを出せばすぐにメモができます。
小さいノートなので、カフェのカウンターなどの狭いスペースでもOK。
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後で使いたいメモなどは、軽量紙ノートが大活躍!
ノートから切り離せるので、とりあえず貼っておいて、後から旅ノートに貼り付けるのも◎!
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雑になりがちな旅行中のお金の管理も、メモをしておけば安心ですね。
もし旅先でスタンプを見つけたら押してみたり……
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その場で貼り付けたり。(マステやテープを用意しておくのがおすすめです。)
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美術館や動物園などの入園チケットを貼り付けても、良い思い出になりますよ!
そして大事なのが、旅先でキレイにまとめようとしないこと!
あとでまとめるためにも、軽量紙のような切り取れるものを使うのが便利です。
帰宅後:思い出と一緒にまとめる
旅から帰ったら、旅のしおりが旅のアルバムに変身。
撮影した写真を貼りつつ感想を書くと、良い思い出になります。
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軽量紙に貼ったチケットやスタンプ、レシートなども、切り取って貼っておけば1つのノートにまとめておけます。
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使ったお金を日毎にまとめておけば、次回旅に出る時に予算を立てる参考になりますね。
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他にも、写真や動画をクラウドにアップして、そのアドレスをQRに貼っておけばいつでも思い出を振り返れますよ!
使った感想&参考リンク
ここからは使ってみて気づいたこと2点と、ノートの組み合わせに迷った時におすすめの「スターターキット」についてのご紹介です。
1つの旅で1冊使うのもあり!
パスポートノートは、ミニサイズが特徴。
そのためページ数が少なめのものが多いですよね。
普段使うと「あっという間に使い終わってしまうなあ」と思っていたのですが、旅ノートとして使うとそれが利点になることに気づきました!
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1つの旅の計画・旅行中の記録・旅の思い出をまとめれば、1冊使い切れるんです!
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ページ数が余っても写真を貼ったり、旅先で購入したレシートなどを貼ったりすれば、間が埋まります。
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ノートの冊数が増えれば増えるほど、旅の記録が増えていくという楽しさも生まれますよ。
ログを取る楽しさを見つけられる
もう一つ感じたのは「旅のログを残すのは、人生のログを残すのに近い」ということ。
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楽しい旅であっても、時間が経てば些細な出来事は忘れてしまいます。
そんな些細な喜びや楽しさを、丁寧に残しておけるって、なんだか日々を大切にしている気がしませんか?
旅行だけではなく、映画や本、美術館に行ったログとして少しずつためておくのもあり。
パスポートノートなら書く部分が少なくて良いのも、ハードルが低いポイントです。
余白があるならそれでも良し。
シールやマーカーなどでもサマになるので、文章を書くのが苦手でもログを取りやすいと感じました。
「旅の思い出を残したいけれど、書くことが思い浮かばない!」という方にも、パスポートノートを使うのをおすすめしたいです!
スターターキットもあるよ
どのノートの組み合わせにしようか迷う場合、スターターキットを利用するという手もあります。
参考用に、トラベラーズノートのスターターキットを記載しておきますね。
↓コットンケースに牛革製カバー本体が入っており、64pノートリフィル、スペアゴムバンドも付いています。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/19c44c0b.c31e85d8.19c44c0c.2fc73f5a/?me_id=1229274&item_id=10031194&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2F8989usagiya%2Fcabinet%2F28%2F04226934%2Fimgrc0076096433.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
↓色バリエーションも豊富。オリーブは2023年の新色で、品薄な印象です。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/1975a292.c6475db0.1975a293.8198a356/?me_id=1195485&item_id=10005969&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fbunguya%2Fcabinet%2Fdoc62%2Fmidori06-i08rx.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
↓バンドに挟み込んで、複数ノートやファイルなど持ち運べる仕様です。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/19c44c0b.c31e85d8.19c44c0c.2fc73f5a/?me_id=1229274&item_id=10031194&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2F8989usagiya%2Fcabinet%2F28%2F04226934%2Fimgrc0076096438.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
↓色バリエーションやサイズ詳細は、商品リンクからご確認ください。
あとがき
今回は、無印のパスポートノート&トラベラーズノートの軽量紙・クラフトファイル主に使用しましたが、組み合わせは本当に自由自在。
旅のしおり&アルバムとして活用する場合、大きめのノートより気軽に持ち出せて、たくさん書かなくても記録が残せるのが大きなメリット!
自分なりのカスタマイズや使い道を模索して、夏の旅を満喫してくださいね!
〜おまけ〜
↓あらかじめ項目が印刷されているものが良い場合、テンプレートを使う方法もあります。
ご訪問ありがとうございます!
conote.infoでは「文具で暮らしを楽しくする」をモットーに、文具や手帳の使い方を発信中。
手帳リフィルはPDFとしてダウンロードできるので、日々の記録を残すライフログとしても活用できます。
↓新しく作成したリフィルは、こちらで配信します。
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