夏の帰省シーズン到来。気ままな1人旅ならば荷物の準備だけでいいけれど、家族での旅ならば行動計画表が必須。「何かやり忘れていないかな」という気持ちを取り除き、旅を存分に楽しもう!(2023.4.18更新:ブルーも作りました!)
旅行のしおりが必要な理由
子連れでの旅行(帰省も含む)は、突発的なハプニングがよく起こります。
子供の機嫌が悪い・変な時間に昼寝してしまった・服を汚したなど、、、、。
準備する荷物も膨大で、旅の前に憔悴している自分がいます。
でもね、どうせ行くなら私(ママ)だって楽しみたい!!
そのためには、荷物や時間だけでなく、予算や行動についての心づもりが大事です。
写真は、横浜〜広島まで飛行機で弾丸日帰り(始発&最終便を利用)旅行のものです。
子供たち3人にも、テキパキ動いてもらわないと帰省が成り立たないという切迫した状況。
限られた時間を有効に使い、かつ旅程を事前に知っておいた方が安心する家族のために、旅行のしおりを活用しました。
旅のしおりの内容&使い方例
見本にしたのは、小学校で使われている手作り感あふれる「旅行のしおり」です。
子供たちがよく持ち帰っているこの旅程表を、家族旅行用の構成に組み直しました。
内容:
- 表紙[準備&タスク]
- おみやげリスト
- 旅程表[予定&記録]
- 自作チケットホルダー
全てを手書きにすると時間がかかりすぎるので、テンプレート化してあります。
↓1つずつ、簡単に説明します。
表紙[準備&タスク]
表紙は中央で分けてあり、左側には1週間前から準備が必要なタスク。
右には旅行の持ち物と、前日&当日の備忘録です。
見出しには、モチベーションを上げる言葉を自由に書いてOK。シールで装飾すると、一気にかわいい「しおり」になって気持ちが前向きになります。
おみやげリスト
どのくらいのお土産を買って帰るのか、買い忘れはないかを確認する表です。
出発前に、予算とお土産の中身をだいたい決めておくと便利。
理由は、子供たち(パパも含む)は、買い物の待ち時間が大嫌いだから。
私は、贈る相手の顔を思い浮かべながらあれこれ悩む時間が好きなのですけどね。
彼らの待ち時間を増やすのは、その後の旅程を考えても得策ではないのです。
旅程表[予定&記録]
conoteデイリー手帳の中から、大人のスタディプランナーと、24時間軸付きの方眼の2種類のテンプレートを準備しました。
細かな行動を計画したいときは、大人のスタプラが便利。(私は今回これを利用しています。)
チェックイン&チェックアウトの時間など、漏れなく書くことができます。
反対に、旅先でのメモや記録を多く書きたい時は、時間軸付きの方眼が便利です。
手帳をデコるみたいに、シールやデコラッシュを使って、おしゃれにまとめてもいいですね。
チケットホルダー
チケットのみならず、レシートなどの紙類が多くたまる旅行中。
財布に全部入れることができないので、A5サイズの封筒(ダイソー購入品)を、貼ってはがせる両面テープで取り付けました。
飛行機のチケットがすっぽり入るサイズ感。
レシートなどにもちょうど良いです。
財布に入れ込んでしまうと取り出しにくいけれど、これなら座席の確認も瞬時にスマートに行うことができます。
自作チケットホルダー、とっても便利ですよ。
そして、封筒を閉じておけばこぼれ落ちる心配もありません。
念の為、閉じ口にも貼って剥がせるタイプの両面テープを貼り、マジックテープのようにしています。
クリアカバーの取り付け方
何度もカバンから出し入れする「旅のしおり」なので、クリアカバーを付けました。
A5のクリアファイルの下部分をカッターで切り開いて、5ヶ所にタップテープ(貼って剥がせる両面テープ)を貼っています。
↓このように、裏表紙だけがくっついている感じ。(裏表紙は9分割のマンダラチャート方眼です:主にメモ用)
クリアファイルよりも開きやすく、とても丈夫なカバーになります。
↓開いたらこんな感じ。
子連れ旅行の不安を取り除く
旅行の形態はさまざまですが、短期間で多くの目的を詰め込んで破綻するのが、子連れ旅行の「あるある」ではないでしょうか。
赤ちゃん連れの時はもっと持ち物が多く、オムツ替えや授乳、午睡時間も考慮する必要があったので、余裕なんて皆無。
準備だけでなく、旅行中の負担の多さにも、うんざりでした。
時が経ち、子供たちが大きくなると、今度は旅行の内容で揉めることが多くなりました。
持ち物についても、自分のものは自分で準備するスタイルに。
今まではgoogleスプレッドシートのスマホアプリで管理していた持ち物リストですが、みんなが見える必要が出てきて、そうするとやっぱり手書きの方が便利。
シャーペン書きで、あ〜だこ〜だ言いながら書き、持ち物や当日までのタスク、旅程を共有してから出発しました。
お土産リストも共有済みなので、だいたいの買い物時間が読めて、文句なく付き合ってくれました。
ちなみに、旅行中に必要になりそうな問い合わせ先は、事前に調べてメモしておくのがおすすめ。慌てずにすみます。
↓青系のリフィルだと、濃いめのマステをつけてもよく似合います。
↓中身はこんな感じ。
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参考リンク
↓大人のスタディプランナーについては、こちらで詳しく使い方を説明しています。
↓24時間軸付きの方眼デイリーリフィルは、こちらの記事で説明しています。
↓裏表紙用のマンダラチャート方眼は、思考整理ノートとしても使えます。
あとがき
5年生の長男は自閉スペクトラム症で、急な予定変更や、曖昧な計画での行動が苦手です。
だから旅行などの普段と違う行動を取る時は、一緒に考えて、視覚的に把握&理解できるように共有しておくことが大事。
今回は、しおりで事前確認が済んでいたので、当日の早起きや空港での待ち時間も大丈夫でした。
帰省先で落ち着いて行動することができたし、「次は〜〜〜だよね。」と長男が先の予定を伝えてくれることも。
行き当たりばったり旅のような面白さは感じられないですが、旅程を明記しておくことで、途中で不機嫌になることを防止できました。
家族全員が安心して旅行できるように、「しおり」にまとめて共通認識をしておくのは、有効だなと思いました。
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