我が家にルンバe5がやって来ました。
想像以上に便利な家電だったので、購入するまでの葛藤と、1週間使ってみての使い心地レビューを記録しておきます。
ルンバe5を購入するまでの経緯
本当はもう少し早く購入予定だったルンバ。踏み切れなかった理由の1つに、
高いお金を使って楽をすることへの罪悪感がありました。
果たしてルンバは本当に高い買い物なのか?
シミュレーションしてみました↓
ルンバの時給を計算
1日15分掃除機をかけると、
年間350日として3年間使用した場合、
15(分)×350(日)×3(年)=15750(分)
(=260.5時間)
これだけの時間、家事を代行してくれる計算です。
そうすると、、、、
約55000円のルンバe5の場合、時給わずか200円ちょいです。
考えてみると、こんな時給で家事を代行してくれるサービスなんてないですよね。
別の考え方をすると、
ルンバによって自由に使える時間が3年間で260時間も増えるということになります。
時産という考えにシフト
これが時産(時間を産む)という考え方。
もちろん自分で細かいところを掃除しなくてはならないので、実際には年間80時間くらいでしょうか。
浮いた時間を家族とゆったり過ごす時間にすれば、幸せだよね!!!と、夫婦で納得。
「手間暇かけての掃除が美徳」という古い考えは捨てて、時間を生み出してくれるルンバを購入することにしました。
そうすると、次に来るのが型番の決定です。
カタログを請求したり、ネットで情報を集めたりして、徹底的に比較してみました↓
最新のルンバ徹底比較
webサイトもありますが、店頭にあったパンフレットが一番シンプルで分かりやすかったです。
↓自分仕様に切り貼りして、よ〜〜く検討しました。
※最新の値段はこちら
最終的には、機能と価格で府落ちするe5に決めました
e5に決めた理由
どれもバッテリー充電時間は3時間ほどで、amazonの評価や口コミも上々。かなり迷いました。
最初は最安値の643を検討したのですが、レビューを見ると、600シリーズのブラシは髪の毛やホコリが絡まりやすく、「お手入れカッター」が製品に付属するぐらいだと書いてあるのを発見。この髪の毛を取る作業、2つ前に使っていた掃除機でかなり面倒だったので、600シリーズは却下しました。
表からもわかるように、600シリーズにもう1万プラスしてe5にすると、ダストカットフィルターにグレードアップします。うちは喘息の息子がいるので、いい排気フィルターに1票!
e5以上はアプリにも対応しています。これだけは譲れないよね、とパパ。
最高峰900シリーズのマッピングの対応機種にも惹かれましたが、、、e5の一個上の960になると、差が4万円、、、。980に至っては8万円も高く、135000円になります。
うちは絨毯が少ないからカーペットブーストは必要ないかな。狭い我が家の状況だと、e5グレードで十分かなと夫婦で話し合いました。
そして、、、決め手は「洗えるダストボックス」!!!
これはe5のみです。綺麗好きな日本人を意識して開発されたとか。まんまとツボりました。
(↑これは購入時に付いて来きた説明書です。値段は2018.12現在のものです)
さあ、e5を購入しよう!!
こうやってルンバがやって来た
と、話し合って決めたはずなのに、、、
いざ買う段階になって、またまた躊躇していたママ。
ママ:「結局掃除機をかけるのが大変なのじゃなくて、掃除機をかけるために片付けるのが大変なのよね。そうするとe5を買っても私のストレスがたまるんじゃないかな?」
パパ:「ルンバが家に来ると、みんなの意識が絶対に変わるって!!」
………………………………
そう言い切って、パパは、いきなり仕事帰りにルンバを購入してきました。
最寄駅の2つ先のビックカメラで。
その重さ約6kg。「米より重く感じた」とパパ。
会社の荷物&大きな箱を抱えて通勤列車(ほぼ満員)に乗って帰るのはかなり大変だったとか。
………………………………
私の決心がつかないから、勢いで買って来た感じでしたね(笑)
という訳で、めでたく(?)我が家にルンバがやって来ました↓
ルンバの子供達への影響
子供達にルンバを見せると、ノリノリで開封。
話し合いの結果、名前は「るんるん」に決定!
すると、、、
「「るんるん」が動きやすいように、自分で片付ける!」
と、張り切って片付ける子供達の姿が!
これは想定外の嬉しい出来事でした(^^)
最初は音を怖がっていた3歳の娘も、
「るんるん元気かな〜」と、使う回数が増えるほどに愛着を深めました。
プログラミングに興味のある7歳の息子は、ルンバの動きを分析することにハマりました。将来、ママが楽をできる家電を開発しておくれ〜♪
そして、パパが一番楽しみにしていたアプリ&グーグルホームとの連携。
意外とアッサリ設定できました↓
アプリ&グーグルホームを設定
ワイファイ(wifi)環境があれば、説明書なしでパッと設定できます。
アプリ名:iRobot HOME
毎日決まった時間に自動的に走らせたり、ゴミが溜まったら報告してくれたりします。
9歳の娘は、るんるんのことを我が子のように心配しています。ルンバがコードに絡まって「るんるんが助けを求めています」なんて通知がきたら、真っ先に駆けつけます。
また、グーグルホームなどのスマートスピーカーにも対応しており、声がけをするだけで掃除がスタート。これは本当に面白いです。
実際に1週間ほど使ってみて
毎日の掃除機がけから解放され、ルーティンワークを減らせたことでストレスが軽減されました。浮いた時間を使って、ゆったりと絵本を読んであげたり、勉強机を一緒に片付けてあげたりしています。心の余裕が生まれました。
他にも、このような利点があります↓
ルンバのメリット
① 床置きがなくなり、片付け習慣がつく
② 掃除機に比べると労力が圧倒的に少ない
③ 操作はGoogle Homeに言うだけでOK
④ カーペットの髪の毛も根こそぎ取れる
⑤ 家族が1人増えたみたいに愛着が湧く
⑥ 子供達がプログラミングに興味を持つ
⑦ 電気代が掃除機より安く済む
↓うちで使っていたサイクロン式の掃除機では、イマイチ吸引力がなくて、、、2日に1回は、カーペットの髪の毛を取るためにコロコロローラーがけをしていました。
でも、ルンバを使うとこの通り!絨毯が毛羽立つほど奥までホコリや髪の毛を取り除いてくれます。驚きの吸引力でした。
狭いところもルンバならスイスイ〜。動いた跡が見えますね。
絨毯が重なっていても大丈夫でした。あっぱれ。
裏側はこんな感じです。汚れを掻き出してデュアルアクションブラシで吸い込んでくれます。排気や電気代が普通の掃除機に比べると少ないのも嬉しいポイントです。
※うちは2LDKマンション。段差が少なく、和室もないのでルンバの恩恵を最大限に受けていると思います。
ただし、もちろん完璧ではありません。このような弱点もあります。
ルンバのデメリット
① ルンバ仕様の部屋にする必要がある
②コードや壊れやすいものに注意が必要
③ 角・狭い隙間や段差が苦手
④ ホームベースの周りを掃除しない
⑤ 棚の上などは結局自分で掃除が必要
⑥ 静電気でルンバ自体にホコリがつく
これらの弱点を発想の転換でカバーする必要がありました。
まだ1週間なので、解決できていないものもあります。色々と工夫して、うまく共生できればいいな。
現時点での、我が家での活用術↓
ルンバ120%活用術
留守中に走らせる事もありますが、子供達と一緒にお風呂に入っている間に掃除をしてもらうことが多いです。
お風呂嫌いの3歳の娘ですが、ルンバが当たって来るのが怖いみたいで、起動するとお風呂にささっと行くようになりました(笑)夕方の忙しい時に、掃除機がけの15分をカットできるのが、ママは本当に助かります。
順番はこんな感じです。
- 掃除する部屋の決定&ざっと片付け
- バーチャルウォール設置
- 椅子を上げる
- 棚や家具のホコリを床に落とす
- グーグルに声がけしてスタート!
風呂上がりにはピッカピカの部屋に♪
夕ご飯前にゆとりが生まれます。
子供達は、ルンバに自分の大事なモノを吸われてしまわないように、お風呂の前に自分で片付けます。
なので、ママは夕食時に「片付けて!!!」と叫ばなくなりました。
そのほか、パンの食べこぼしが発生したり、工作の後などに、「今からるんるんが掃除するよ〜」と言って走らせています。
重い掃除機を押入れから出して、コードを引っ張り出して、コンセントプラグに入れて、モノを退けながら掃除をしていた時と比べると、圧倒的に楽になりました。
まとめ
うまく共生できるように工夫して使うと、ルンバは最強の家電になる!
慣れてくるともう手放せないです(笑)
洗濯機にしろ、電子レンジにしろ、新しい家電に慣れるまでって時間がかかるのは当然です。最初は「かえって時間と手間がかかるじゃん!」と思っていたルンバですが、使いこなせるようになると人工知能並みに役立つことが分かりました。
私は朝早くに出勤なので、出勤前にルンバ仕様にお片づけ&ハタキがけはまだ無理ですが、、、いつか挑戦してみたいです。そして、イザという時に備えてユーザー登録もしました。この話はまた後日アップしますね。
↓我が家で使っているルンバ。2018年10月に発売されたばかりです。
国内正規品 アイロボット ルンバe5 ロボット掃除機 RoombaE5
↓次なるターゲットは、床を水拭きしてくれるこれかな。食べこぼしのベタつきがすごいので^^;
iRobot 床拭きロボット ブラーバ ジェット240 ホワイト B240060 B240060
↓余裕があったら、これも欲しいかも。。。寒い時期の窓拭きは腰が重たいので(^◇^;)
RF 窓掃除ロボット ウインドウメイト RTシリーズ (窓圧5~10mm) ウインドウメイト ホワイト WM1000-RT10PW
〜あとがき〜
共働き&子育て中(小3、小1、3歳)の私の場合、機械や他の家族に頼れるところは頼らないと、正直やっていけません。これをきっかけに、変なプライドは捨てて「完璧家事」から卒業し、良い加減を目指したいものです。
娘が大人になる頃には、炊飯器や電子レンジと同じように、ロボット掃除機が一家に一台あるのが当たり前な時代が来るかもしれませんね。次はどんなイノベーションがあるのかしら?洗濯機の自動槽洗浄機能みたいに、自分で掃除をしてくれるお風呂とかがあれば助かるな〜。夢が膨らみます!
追記:ロボット掃除機は、色々なメーカーから販売されています。パナソニック「ルーロ」、日立「ミニマル」、シャープ「ココロボ」など、それぞれ個性的ですが、アイロボットにはまだ及ばないそうです。もともと、軍事ロボット用に開発された機能を使っているルンバ。家電レンタルサービスを利用して、気に入ったらそのまま買い取りもできるみたいです。(参照:Rentio)
追記その2:実は半年後に壊れました(^◇^;)↓購入を検討されている方は、こちらもよく読んでみてください。。。。