「片付けが苦手」と自分で言っている、自閉スペクトラム症の息子(小学校1年生)。
うまく声がけと支援をしてあげれば、そんなに手伝わなくても自分でキレイな机や部屋を維持できるようになります。親子で試行錯誤した末の、机上の片付け方法とポイントをまとめました。
理由を説明して納得してもらう
あまり細かく指示してしまうと、かんしゃくを起こすことがあった息子。以前はおもちゃ&勉強道具が机の上に散乱している状態でした。息子曰く「動かすと場所がわからなくなる」だそうです。

↓勉強関係のモノが入っているハズの、無印良品ファイルボックスの様子。よく見ると縄跳びが上に置いてあるし、息子のコレクション(布小物)も入っています。

我が家はリビングに勉強机があるので、これを見るたびにプチストレスが溜まっていた私。
おやつで釣ろうか、オモチャで釣ろうか、、、色々と楽な方法も考えたのですが、ここは踏ん張りどころ。冬休みを利用して、きちんと理由を説明して納得した上で片付ける計画を立てました。
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<方法>
まずは、、、
「勉強するために買った机だから、机の上は勉強に関係あるものだけにしようよ!」
と説明し、綺麗な机のメリットを息子と一緒に語る時間を作りました。
1回ではありません。
お風呂の中、夕ご飯の時、寝る前、、、息子がリラックスしている時を狙って、息子から片付ける場所の提案や方法が出るまで、冗談や遊びも交えて(笑)語りました。
しばらく続けていると、
「時間割のときに、教科書を見つけるのに時間がかかるから、パッと見つけられるの(状態?)がいい。」
「パソコンをもっとしたいから、広く(綺麗に?)しておきたい。」
と、息子から、片付けに対する意欲や具体的なイメージが言葉として出てくるようになりました。
(※「決める」という作業が難しい息子なので、片付けながら憔悴してしまわないように、事前に意図的にピンポイントに場所を絞って話し合いを重ねました。)
そして、、、
息子の覚醒レベルが上がっており、兄弟の邪魔が入らない晴天の午前中に、作戦決行!!
場所やルールを一緒に決める
息子と一緒に話し合いながら、1つ1つ場所を決めて片付けました。
大事なのは、ママが指示するのではなく、息子が自分で収納場所やルールを決めること。
集中力が、けた外れに高い息子なので、一気にダ〜っと仕上げました。
所要時間は30分。
机上が終わって引き出しの中も整理整頓にかかっていた息子を、私が止めました。(これ以上集中すると憔悴すると分かっていたので、今回は机の上だけ。)
結果:
↓綺麗になった息子の机上

↓パッと見ただけで分かる、教科書たち。これで時間割もやりやすくなりました。

↓進研ゼミ関係は、全てこの中に入っています。そのまま取り出して使用し、終わったら全部セットにして元に戻すルールにしました。

↓これを使っています。
↓机の奥、真正面に必要最低限の「鉛筆」「消しゴム」「鉛筆削り」「ポイントカード」置き場。置くものを限定して、シンプルに。

そして、この状態を維持するための秘密がこれです↓
ポイント制でモチベーションアップ
こども手帳のポイント制にハマっている息子。
今回、一緒に片付けたことで2ポイントをゲット。
とても満足そうでした。
このキレイな状態の机上を写真にパシャり。
そして、机上の汚れ防止シート内に挟みました。
挟む位置も、息子が自分で指定。
こだわりが強い息子ですが、
良く言い換えると「キチンとすることが気持ちいい」みたいです。
↓キッチリと角に揃えて挟んであります。

「この状態になっていれば毎日2ポイントだよ」と提案し、
息子もそれで納得しました。
場所を自分で決めたので、
自分でこの状態に戻すのができそうだ!
という見通しが持てたみたいです。
ポイント制について詳しくはこちら↓
自分ルールに組み込む
決まりはきっちり守る息子の特性上、
明確な片付けゴール(写真)があるのは効果てきめんでした。
毎日ささっと片付けて、
「写真と同じになった!」と自分で納得し、
着実に2ポイントを取っています。
ふと気づきました。
ああ、これが、
ママの望む片付けレベルと、
息子のイメージする「片付け」が一致した状態なのだと。
今までは、「片付けしようね!」と声をかけていた私と、
息子の脳内イメージが異なっていたから、
イタチごっこだったのですね。
(もう少し早く気づけばよかったです。。。)
息子は、お気に入りのパソコンが、
キレイな机で気持ちよくできると上機嫌。
親子でイライラから解放されました。
習慣化すれば一生の宝に
息子について、いつも心配に思うのは、
ママがずっと息子の側にいる訳ではないという事実。
息子には、自律したライフスタイルを身につけて欲しいと切に願っています。
そのために、
「その場限りで終わらない仕組み(ルール)」を、
自分で作ることができるように配慮しています。
今回の片付けも、ママが片付けてしまえば短時間で簡単に済みますが、
息子の自主・自律に重きを置いてじっくり時間をかけて
話し合いと仕組みづくりをしました。
でもまあ、、、、
大人になっても片付けができない人って、世の中には結構いますよね。
(例:うちのパパ。40年かけて習慣化した「片付けない」という習性は、
ちょっとやそっとじゃ変わりません(笑)。)
まだ頭の思考回路が柔軟な小さいうちに、
「自分の使いやすいようにルールを決めて収納する」「使ったら元に戻す」
という2つを習慣にしてしまえば、
社会に出ても、ライフスタイルが変わっても役に立つし、
それは本人にとって一生の宝モノになるのではないかと、私は思います。
片付けに限らず、気持ちの整理の仕方、社交性についても課題が多い息子。
これからも試行錯誤は続きそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^^)
↓子供部屋は、こんな感じにしています

