先日購入したsmaly 電子メモパッド 8.5インチが、超便利だった話です。
子供のおもちゃにしてもいいかなと思い、気軽な気持ちで購入したのですが、あまりにも便利で家族で取り合いになっています。
電子メモパッドは、7.5cm×7.5cmの付箋に書くメモ、ちょっとした計算、図解を利用しての説明など、一時的にしか使わない情報を記録するのに最適なツールです。
↓パソコンで調べた調理方法をササッとメモしたところ。
文字が書ける仕組み・種類・値段、私の使い方、問題点&対策をレビューします。
電子メモパッドとは
電子メモパッドは、手書きと同じような感覚でメモをすることができる、タッチディスプレイ式のデバイスです。
デジタルとアナログの良さを合体させたガジェットとして、発売された10年くらい前から、SNSなどで騒がれています。
発売当初は値段の高いものしかありませんでしたが、今はメーカーを問わなければ、千円以下のものもあります。
机上に付箋やメモ用紙が散乱している人にオススメのアイテムで、電子ノート、デジタルノートと呼ばれることもあります。
before:パソコン以外はアナログな人の環境↓
after:メモ類を電子メモパッドに置き換えたところ↓
仕組み
何も書いていない状態の時は、液晶画面に粒子が規則正しく並んでいて、液晶の後ろにある黒色部分が透けて見えています。(画面:真っ黒)
感圧式の液晶なので、圧力をかけるとその部分の粒子整列が乱れて、光の散乱により緑色に見えます。(画面:黒板に文字が書かれている)
つまり、ペンなどで圧力がかかることによって液晶の粒子の配列が崩れ、その部分だけが光を散乱して緑色に見える(字が現れる)→→→ボタンを押すと電圧がかかって液晶の粒子が再び整列し、後ろの黒色が透けて見える(字が消える)という仕組みです。
種類と値段
安いものから高いものまで、ピンキリです。
大きさにもよりますが、付箋サイズだとワンコインで買えるものもあります。
筆跡がサインペンくらいの太さになるので、あまり小さいものは使いにくそうです。
高いものだと1万円以上し、スマホアプリと連携できるものや、bluetoothでパソコンに送信できるものもあります。
もはや、メモパッドというよりもタブレットです。
我が家にはiPadがあるので、そこまでの機能は必要ありません。
むしろ、軽くて安くて気軽に使えるものの方が良いので、smaly 電子メモパッド 8.5インチにしました。
※近所のホームセンターで1000円弱でした。コロナ感染が出てから、大量に注文されていて品薄だというネット通販もあるみたいですが、普通に店頭にありました。
smalyの便利な機能&使い方
smaly 電子メモパッド 8.5インチの便利な機能をご紹介します。
8.5inchの大画面
A5ノートと同じくらいの大きさです。手帳やバインダーノートが全てA5の私にとって、これはとても便利。
↓右側にテフレーヌビズを並べたところです。
付箋だと書ききれないし、大判の付箋はお値段が高いし、ノートだと気軽にメモできないし、といった悩みを全て払拭してくれます。
何よりも、繰り返し使えるのはエコで、心理的な罪悪感が少ないです。
スマホのアプリで同じような機能のものを使っていますが、画面が小さいのと、感圧式でないのが不便でした。(外出先では重宝しています。この話は、また別の機会に。)
薄くて軽い
smaly 電子メモパッドは、厚さ5mmほど。重さは114gです。
ついでにカバンに入れても良い大きさ&重さです。
↓横から見たところ。薄いです。
ちなみに、我が家の iPadAir2 は本体だけで430g以上。精密機器なので気を使い、持ち運ぶ時は細心の注意が必要です。
スタンドディスプレイ
立たせることもできます。
この機能により、
机上に置いて、皆で参照できる。
伝言を目立たせることができる。
しかも、付箋と違って絶対になくさない。
smaly 電子メモパッドは、マグネット付きなので冷蔵庫などに貼り付けることもできます。
※ホワイトボードの方が文字が目立つので、我が家の冷蔵庫の動向メモは、100均のホワイトボードのままにしています。
操作が簡単
起動時間なし。
ノートを開いて最新ページを探す必要もなし。
デジタルなのに、アナログのような使い心地で、むしろノートよりも書いたり消したりが素早くできます。
smaly 電子メモパッドは、専用ペンでなくても書くことができます。
↓シャーペンの芯は引っ込めた状態で書いています。付属のペンは平べったいので、慣れたペンの先で書く方が綺麗な文字が書けます。ただし、ペン先を出したままだと液晶が痛みます。
子供が使ってもOK
もともとは、コロナ休校対策にと購入したものです。
お絵かきが大好きな子供たちは、紙の枚数を気にすることなく楽しんでいます。
ホワイトボードだとペンのインクがすぐになくなったり、イレイサーを頻繁に交換しなければならなかったり、消しあとが残ったりと手入れが必要ですが、その必要が皆無です。
※気に入ったものは、デジタルデータで記録してから消しています。
問題点&対策
smaly 電子メモパッドのイマイチな点と、私が考えた対策を記録しておきます。
ペンをなくしそう
付属のペンは、平べったくて軽いです。
見た目が目立たないので、すでに一回、落としてみんなで探したことがあります。(室内)
まあ、家では付属のペンよりも慣れた筆記具のペン先をしまった状態で書けばいいのですが、外出先などで落としたら大変です。
対策としては、紐を通せる穴があるので、テグスなどの目立たなくて細い糸で連結させておこうと思います。
※ホームセンターのお試し品では、商品タグをくっつけるような細いビニル糸で連結させていました。
カバーが必要
手でも書ける感圧式のため、爪が当たっただけでも模様ができてしまうので、持ち運びにはカバーがあった方がいいです。
我が家はまだ外出先では使っていないので、カバンに入れて持ち運ぶ時は、購入時の箱にでも入れようと思います。
自動保存されない
付箋と同じ感覚です。自分で写真を撮らないと保存することはできません。
私は、気に入ったものをデジタル化する際にCamiAppというアプリを使用しています。
写メだと、他の写真と一緒に埋もれてしまうので、CamiAppで撮影し、自動でGoogleDriveのフォルダにアップロードされるようになっています。(事前に設定が必要です。詳しくは[CamiApp活用]Googleドライブ連携で簡単フォルダ分けに書いています。)
↓自動送信が終わり、「Googleドライブに送信しました」と通知が出たら、すぐにゴミ箱に入れて消去。これでスマホの容量も圧迫しません。
↓パソコン上で確認すると、ちゃんとファイルが入っています。
参考リンク
↓私が購入したものです。
厚さ5mm 114g(テスト電池1個付き、ボタン電池CR2025交換可能)
↓キングジムが取り扱っている電子メモパッドです。レビューの評価も割と高く、ペンが平べったくなくて使いやすそうです。
同じ8.5インチ。 厚さ3.2mm 110g (電池交換なし、5万回使用可能)
↓消しゴム機能が付いているものです。画面も大きめ。子供達には、こちらの方がもっと楽しめたかもしれません。
10インチ。厚さ5mm 。133g。部分的に消すことができる!!
要チェック:ブギーボード 半透明液晶
もっと可能性が広がりそうなので、ブギーボード 半透明液晶をいつか買ってみたいと思います。
使用例として、、、、
- 絵や図を簡単にトレーシング。美文字練習にもいいかも。
- デイリー手帳フォーマットを下敷きにして、タスク管理をペーパーレス。
- 子供のドリルの上に置いて、何度も問題や迷路に取り組む。
などが考えられます。
キングジム 電子メモパッド ブギーボード 半透明液晶 黒 BB-13クロ
(2020.11追記)↓フリーノ出ましたね。う〜ん、欲しい。けど高い。しばらく様子見かな。
まとめ
コロナ休校対策だけではもったいない!
電子メモパッドは、手書きとデジタルの良いところを融合した優れもの。
完全にメモをする機能だけなので、iPadのようにネットサーフィンをする誘惑がないところも、ポイントが高いです。
これを購入してから、7.5cm×7.5cmの付箋を使う機会が減りました。
もっと性能が上がれば、お習字の筆のような繊細な圧力を感じて再現できるようになるのかしら?そうすれば、水で書くお習字よりも簡単に、何度も練習ができますね。
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