PILOTのハイテックcコレトを使って、ジュースアップ多色ペンを作った話です。一度経験すると忘れることのできない、鮮やかな発色と、なめらかな書き心地。メタリックレフィルも加えて、お気に入りの色を集めた1本が出来上がりました。
※レビューは個人的な感想です。参考程度にお願いします。
ハイテックCコレトとは
HI-TEC・C COLETO(ハイテックCコレト)は、自分の好きなボディと、使いたい色や筆記幅のボールペンレフィルを組み合わせて、自由にカスタマイズできるペンです。
ボディの種類
私が使っている4色用のボディは、3つのバリエーションがあります。
ハイテックCコレト
軽くて使いやすい、スタンダードモデル。
定価も220円(税込み)と、財布に優しいです。
私は下から4番目のピンクパールを使っています。
ハイテックCコレト500
レフィルの入れ替え部分が開けやすくなった、上位モデル。
定価は500円+税。
少しスリムになっています。
ハイテックCコレト1000
2015年のグッドデザイン賞を受賞した、最上位モデル。
定価は1100円(税込)
レフィル交換部分がボタンオープン式で、見た目も高級感があります。
ビジネス用としても違和感なく使えそうです。
コスメブランドである「マリークヮント」とのコラボデザインもあります。
レフィルの色は33種類!
2019年11月に新しく16色を展開したことから、カスタマイズペンとしては最多の、33色レフィルになりました。
そのほか、シャープペンシルのユニット、消しゴムのユニット、タッチペンのユニットなどもあります。
※シャープユニットについては、後述します。
スタンダードカラー
定価110円(税込)
水性バイオポリマーインキ。
各色、0.3㎜、0.4㎜、0.5㎜の3タイプがあります。
パイプチップ搭載。
パステル・メタリック・蛍光カラー
定価110円(税込)
水性顔料ゲルインキ。
各色、0.4㎜のみ。
こちらは、シナジーチップ搭載。
※以上の紹介写真は、全て楽天市場のものです。
個人的な意見ですが、同じ値段のレフィルならば、シナジーチップ(ジュースアップと同じペン先)の方がお得な気がします。
シナジーチップとは、一般的なボールペンのペン先:コーンチップと、極細のペン先:パイプチップの、両方の良さを併せ持ったペン先のことです。
↓比較画像。
パイプチップの極細の書き心地と、コーンチップの安定感の良いとこ取りのシナジーチップ。
↓フリクションノックも、シナジーチップを採用しています。
フリクションノックとジュースアップは、まるで兄弟のような見た目ですね。
書き心地も、似ています。
この話は、また別の機会に。
便利な使い心地
私が使ってみて、便利だと思った点です。
- スライドレバーの色がレフィルと同じ色
- ジュースアップと同じ色と書き心地
- 色を気軽に試すことができる
レバーの色がレフィルと同じ色
カスタマイズペンとしては唯一、スライドレバーの色とインクの色を一致させることができます。
↓このように、レフィルが単体ではなく、スライドレバー部分付きの構造になっているのは、コレトだけです。
↓参考:一般的なレフィルはこちらの単体タイプです。
他のメーカーでカスタマイズできるペンは、三菱のスタイルフィット、ペンテルのアイプラス、ゼブラのサラサセレクトなどがありますが、どれも単体リフィルなので、レバーの色とインク色がリンクしていません。
ペン先を見ないと色が分からないのは、プチストレスになるかなと考え、コレトを選びました。
余談ですが、、、、ゼブラの高級ブランド「シャーボX」(こちらもカスタマイズできるペン)がかなり魅力的だったのですが、リフィルが単体で短く、お値段が高かったので諦めました。
持っていると、カッコイイですけどね。
ジュースアップと同じ色と書き心地
コレトを買う1番の決め手になったのが、「ジュースアップと同じ色」だというところです。
パイロットのページには明記されていませんが、近所のロフトの文具専門店員さんが、「メーカーが同じなので、基本的にジュースアップと同じ色だと思いますよ。」と説明していたので、買ってみました。
私には、同じに見えます。
↓ジュースアップ(ブルーブラック0.4mm、メタリックピンク0.4mm)使用。
↓コレト(ブルーブラック0.3mm、ブルーブラック0.4mm、メタリックピンク0.4mm)使用。
※「PRESIDENT 2020.5.1 号」という文字が、0.3mmです。
使っているノートや、スキャン後の画像処理で若干違うように見えますが、目視した限りでは同じ色でした。
色を気軽に試すことができる
レフィルが安い(110円(税込))ので、ジュースアップの半額で、気軽に新しい色を試すことができます。
私も、4色くらい別の色を試しました。
そして、新しいGOLD色をお迎えしたのです。
↓金色があるの、分かりますか?
イマイチな点と対策
1ヶ月ほど使ってみて、イマイチだなと思った点と対策案も、記録しておきます。
- レフィルの作りが繊細
- ペン先の遊びが多め
- シャープユニットは組み合わせ注意
レフィルの作りが繊細
正確に言うと、レフィルとスライドレバーの接着部分が取れやすいです。
取れてしまっても、グッと押し込めば直せますが、気をつかいます。
対策案:
丁寧に扱い、不必要にレフィルを取り出さないようにします。
ペン先の遊びが多め
個人的な感想ですが、ペン先の遊びが若干多い気がします。
出る穴が大きすぎるのか?それともレフィルがたわむ影響か?
原因はよく分かりません。
対策案:
慣れれば気になりません。
むしろ、遊びが少しあったほうが味のある字が書ける気もします。
車のハンドルにも遊びがあったほうが運転しやすのと同じかな。
シャープユニットは組み合わせ注意
本当は、0.3mmのシャーペン機能をつけたかったのですが、シャープユニットを入れた感じがイマイチでした。
特に、5色用ボディに入れると、ガタついてしまってお話になりません。
(私だけ?入れ方が悪かった?謎です。)
消しゴムユニットも便利は便利なのですが、モノグラフを使い慣れている私にとっては、消しゴムの品質が、受け入れがたいものでした。
対策案:
購入したシャープユニットは、コレトに入れず、改造してフリクションに入れてしまいました↓
※注意:改造すると、メーカー保証を受けることができません!
この話には続きがあります。
後日、コレト500を購入して新たなシャープユニットをいれてみると、ぴったりフィットしました。
どうやら、コレト500の方がボディが細身だから、ペン先がブレにくいみたいです。
消しゴムユニットも、ブレずに使いやすいです。
同じ場所でクルクルと小さく回すように消せば、上手に消せます。
↓5色用のコレト、4色用のコレト、4色用のコレト500を並べたところ。
5色用のコレトは、私には太すぎました。
使わないレフィルの保管庫のようになっています。
カスタマイズできるのがメリットのコレトですが、組み合わせには注意が必要だなと感じました。
参考リンク
ご紹介した組み合わせのリンクを載せておきます。
↓本体は、これを使っています。
↓細いブルーブラックです。3mm方眼の1マスに書くのに重宝しています。
↓0.4mmのブルーブラックです。一番よく使います。
↓メタリックカラーは、0.4mmのみの展開です。私は、メタリックピンクと、メタリックゴールドを使っています。
ブルーブラックに関しては、ジュースアップとは違うパイプチップです。
ペン先が細いので、3mm方眼に書くのに最適です。
↓初心者用のセット販売もあります。手帳によく使いそうな、明るい色の組み合わせです。
あとがき
文房具が好きで、ついついペンの本数が増えてしまうのですが、ハイテックCコレトを導入してから、手帳まわりがスッキリしました。
ジュースアップ4本が、1本のコレトにまとまった感じです。
コレト4色ボディのスタンダードタイプは、私がメインに使用しているフリクションボール4とサイズ感が似ていて、非常に書きやすいです。
紆余曲折ありましたが、お気に入りの1本が出来上がって良かったです。
余談ですが、私のブルーブラック好きは、約1年前に始まりました。
その時の記録がこちら↓
プラチナ万年筆は、5年生の娘に取られました(笑)
手帳に細かく書けるのが最高!らしいです。
ますます、母に似てきた娘です。
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