日経ウーマン2022年11月号を読んでの、感想&まとめです。
内容と感想
毎年この時期に、オリジナル万年筆とともに販売されている印象の「手帳術特集」。
この特集号の日経ウーマンだけは、欠かさず買っている気がします。
手帳術に関しては、他の人がどのように使っているのかを見るのが大好きなので、昨年と似たような内容でも充分に楽しめます。
今回は、デジタルの時代だからこそ、手書きを大事にしようよ!というメッセージが込められていて、デコは控えめ文字多め。
より実用的かつシンプルにまとめられていて、すぐに実践できそうなアイデアが満載です。
個人的には「手帳LOVEな人のマイルール比べ(P34〜)」が、一番参考になりました。
「手帳とデジタル、どう使い分けている?(P42〜)」では、さまざまなアプリや活用法を試してみたくてワクワク。
みなさん、それぞれのスタイルで併用されていますね。
新しい手帳のフォーマットを見るのも、また楽しいひととき。
お店でパラパラめくるよりも、知りたいところだけしっかりまとめられているのが冊子のメリットだと思います。
私は万年筆はたくさん持っているので、ここ数年はミニサイズ版にしています。
↓持ち運びも楽で、お値段も少し安いですよ。
↓こちらが通常版。200円ほどで万年筆がついてくる感じ。こうやって並べてみると、実はタイトルの色が違うことに気づきました。
読書ノート
今回は、お世話になっている人からいただいた、おしゃれなリフィルにまとめました。
※日経ウーマン2022年11月号を読んでの、自分の考察です。
ここからはノートをもとに、改めて自分の手帳の使い方を振り返り、気づいたことや分かったこと、実証実験してみようと思ったことをつらつら書きます。
時代はハイブリッド手帳術だ!
従来の「ガソリン走行=アナログ(手書き)」は、時間も労力もかかりますが、いざという時に頼りになる方法です。
それに対して新時代の「電気走行=デジタル(クラウド保存が多い)」は、時間や労力の短縮になりますが、記憶に残りにくかったりアイデアがふくらみにくかったりします。
だから、双方の良いとこどりをしよう!!
というわけで、「ハイブリッド手帳術」と勝手に命名しました。
ハイブリッドの特徴は、低燃費で長く走れるところ。
では、どのようにデジタルとアナログを使い分ければいいのでしょうか?
日経ウーマンに書いてあった内容をヒントに考えてみました。
基本の考え方
「手で書く」ことの利点は、音や紙の質感など五感をフル活用することで、脳内に”記憶”として残りやすいところ。
だから、、、
予定管理はデジタル
心の整理やアイデア出しはアナログ
という使い分けをするのがGood。
要するに、感情や創造性を伴うことがらは手書きの方がよく、他は時短ができるデジタルでOK。
私の場合は、予定管理はiPad(デジタルプランナー)やGoogleカレンダー(夫との予定共有用、誕生日や記念日のアラーム)を活用しています。
それ以外は、もっぱら手書き。
仕事にしてもプライベートにしても、手で書きながら考え、俯瞰視して、それらを切ったり並べ替えたりしながらまとめています。
手書きのメリットは、デジタルと違って物理的にそこにあり、後々見返すことで再びアイデアの化学反応が起きるところ。
日記なんかは、あ〜こんなこともあったなぁと、思い出に浸って幸せなホルモン(?)が出ます。
でも時には、自分の書いた文字があまりにも雑で読みにくかったり、自分の書いた言葉に自己嫌悪したりすることも。。。。
だから、こんな仮説を作りました。
アナログで残すものは”未来の自分への手紙“
→将来、自分の財産になる!!
↓まとめるとこんな感じ
やっぱり、書きながら思考がふくらむ瞬間って楽しくて仕方がないです。
アナログは未来の自分への手紙
こう考える根拠は、以下の2つの理由からです。
1つ目:5年連用日記を書くと、1年前、2年前の自分と比べて成長が感じられるし、読書ノートを読み返すことで心が整うから。
2つ目:仕事ノートはアナログ。パラパラと見返すことが新しいアイデアにつながるし、感情を含めた反省と考察を書いておけば次回に役立つから。
書いてある文字の丁寧さ、綺麗さで、その時の感情ってわかるものなのですよね。これ、大事。
↓5年日記の書き方については、こちらでまとめています。
↓読書ノートはこんな感じでまとめています。
デジタル&アナログの位置づけ
改めて振り返ってみると、私は、機械的に処理できて、変更が多く、共有が必要なことをデジタルで管理しています。
その反対に、創造的で、感情を伴い、軌跡を残したいことを、手書きにしています。
無意識に分類していたデジタルとアナログですが、こうやって書き出してみるとああなるほどと納得。
これからは、「未来の自分に手紙を書く」つもりで記していこうと思います。
意識したい観点は2つ:
- 読み返したくなる文章になっているか
- 将来の自分へのアドバイスになっているか
<ノートまとめ>
↓デジタル管理すること
↓アナログ管理すること
実証実験としたのは、あくまで仮説に基づくやり方だからです。
この考え方でやってみて、うまく機能しそうだったらさらに続けます。
参考リンク
↓今回の本です
↓こちらの本もおすすめです。
↓デジタルプランナーのことについて
↓私のデジタルとアナログの使い分けについて。基本的にはこの方法ですが、記事内のピンクの文字の「バインダー手帳」を、今はiPad miniに置きかえています。
あとがき
手帳の使い方は十人十色。
ライフスタイルによって、子供の年齢によって、仕事の仕方によって、みんな違ってそれでよし。
自分に合う方法があったらどんどん取り入れて、新しい方法もとりあえず試してみるのが私流。
アナログ大好きな人間ですが、便利なデジタルも大いに活用して、自分のための時間を作ろう♪と考えています。
ただし、デジタル管理で浮いた時間を、SNSやネットサーフィンなどで潰してはもったいない!どうせならば、アナログで創造的な時間にしたいものですね。
仕事でデジタルを使うことが多いので、お気に入りの文具でノートや日記を書く時間は、私にとっての宝物。
以前よりもノートに向かう時間が少なくなっていますが、これからも細く長く続けます。
そうそう、デジタルって、広義では「ルンバ」や「ドラム式洗濯機」、「食洗機」も含むかなと思っています。
お金がかかるけれど、確実に時間が作れるので。
だから「ハイブリッド」が、私にとっての最適解なのです。
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