つい集めてしまうショップカードや、映画・美術展などのチケット類。保管に悩みませんか?
ファイリングやノート・手帳に貼るなどもありますが、もう少しコンパクト&楽ちんに保管しておきたいと思っていました。
そこで手に入れたのが「ワンサードパンチ」というアイテム。
これを使った細かな紙類のコレクション方法を紹介します!
ワンサードパンチとは
発見したのが、リヒトラブの「ワンサードパンチ」というアイテムです。
簡単にいえば、国際標準である1/3インチ(8.47mm)ピッチの四角い穴が開けられるアイテム。
↓ルーズリーフの穴のサイズについては、当サイトのこちらで徹底的に解説しています!
パンチの方法は、とても簡単。
紙をしっかりと奥まで入れつつ、該当の紙サイズのラインに揃えます。
上部分を押します。しっかり力を込めて押しましょう!
パンチができました。
もしパンチ穴を延長させたいなら、開けた穴の端から2つ目と3つ目の穴を、ワンサードパンチについているガイドの突起に合わせます。
あとはパンチをするだけで、穴を追加できますよ!
ちょっとクセはありますが、慣れればサクサク使えます。
「ワンサードパンチ」の魅力はサイズ!
手のひらに乗るほどのコンパクトさで、場所をとらないんです。
その代わりに10穴しか開けられないのですが、ガイドがついているので、移動させて10穴以上を開けることもできますよ。
「少ししか開けられない」というポイントを活かせば、小さいメモ帳やふせんなどに穴を開ける時も扱いやすいのでは?
そこで早速試してみることにしました!
小さな紙類も簡単ファイリング!
ワンサードパンチを使ってやってみるのは、普段はファイリングや保管がしにくい「小さな紙類」!
チケットやショップカード、ちょっとオシャレな包装紙の一部など、文具好きは紙ものも集めがちではないでしょうか。
集めがちなのに、大きさがバラバラだったり表も裏も見たいがために貼って保存ができなかったり悩みが多いジャンルでもありますよね。
悩みの多いコレクションをキレイに保管するために、ワンサードパンチを活用してみました。
ワンサードパンチを使ったコレクション方法
用意するものはこちら。
- ワンサードパンチ
- 全面のりふせん
- オープンリングノートなど、規格に合うリング穴のノートやファイル
- ファイリングしたいもの
「全面のりふせん」は、紙ものをしっかり固定するために使います。普通のふせんで代用できますが、ある程度の大きさがあった方が扱いやすいですよ。
オープンリングノートは、小さめのものを用意しましたが、もちろん大きいものでもOKです!
まずはじめに、ふせんを用意。
ふせんの、のりがついていない部分にワンサードパンチで穴を開けます。
上手い位置にパンチをするのは難しいのですが……しっかり奥までふせんを入れるのがコツです。
つづいて、ファイリングしたいものの裏面に、パンチしたふせんを貼り付けます。
これで紙類に穴を開けたり接着剤を使ったりすることなく、ファイリングができるようになりました!
あとはファイリングするだけです!
これならあらかじめパンチしておいたふせんを用意しておくだけで、外出先や旅先でもファイリングが可能です!
ワンサードパンチ×ふせんファイリングのメリット
このファイリングの方法のメリットは、コレクションしたいアイテムの大きさに上限も下限もないこと!
たとえば小さなレシートやショップカードは、アルバムなどのファイルでは空間が空いてしまいますよね。
ふせんにパンチをして貼り付けるだけでファイリングができるので、小さなものには小さなふせんを使えば良いだけ!
ふせんでの接着なので、ファイリングしたいチケットやカードなどを傷つけないのも嬉しいポイントです!
また貼って剥がせるから、他の場所に移す時や改めて別の場所で貼って保存する時も、移動が簡単。
同じファイル内でも、ルーズリーフの入れ替えのように順番を変えられます。
もし裏面も含めて閲覧できるようにしたいなら、100均でも販売しているトレーシングペーパーふせんが便利。
のり部分は少ないですが、裏面はしっかり見えるようにファイリングできますよ!
↓全面のりタイプの半透明付箋も販売されています。
ワンサードパンチ×ふせんファイリングのアイデア集
ここからは、このファイリング方法でどんな紙類が保存できるのかや、ファイリングでできるアイデアを考えてみました。
まずはチケット類の保管。最近紙チケットが減りましたが、まだまだ美術展や映画などで見かけますよね。
サイズがバラバラのものであっても、簡単にフィリングできました。
ショップカードもこの通り!
小さなものは5cm四方ほど、大きいものだとハガキサイズのものまでさまざまですが、これらもファイリングでまとめておけます。
カードからはみ出た部分は、カットすればOK。のり部分をカットしないようにしてくださいね。
コレクションしたくなるポストカードや写真なども、ふせんでペタリとするだけで◎
メモと一緒にファイリングすれば、旅の記録としても使えます。
個人的に便利なのが、自分用の紙見本をつくるアイデア。
持っている紙の種類を把握しておくために、よく使うものやお気に入りのものをファイリングしています。
新しいノートを買う際にお店で確認したり、ただただ眺めたりするだけでも楽しいです笑
デメリット&注意点
便利な反面、ちょっと注意点も。
まずは先ほどもお伝えしたように、キレイな位置へパンチするのは練習が必要なこと。
穴が縦にずれる分にはカットして使えますが、横にずれてしまうとファイリングできません……
特にふせんのように紙が小さいものは、狙ったところにパンチするのが難しいんですよね。
これは練習あるのみ!慣れてくればスムーズに開けられるようになりますよ。
もう1点注意なのは、ふせんなので剥がれ落ちてしまう可能性があること。
全面のり強粘着を使うか、大事な紙類は持ち歩かないようにする方が無難です!
まとめ
どんな紙類も簡単にファイリングできる「ワンサードパンチ」!
今回はコレクションをメインに紹介しましたが、出先での領収書や名刺の整理にも使えます。
ワンサードパンチとファイリング用のファイルがあればできるので、紙ものの整理に悩んでいる方は活用してみてくださいね!
参考リンク
↓今回ご紹介したのはこちら
↓普通の2穴パンチのような使い心地を求めるのなら、こちらがおすすめ。
↓大きめの紙に穴あけしたい場合は、お値段は高いですが思い切ってこれを購入するのもあり。A4サイズまで対応。
↓カール事務器からも、ISO国際規格の「ゲージパンチ」が販売されています。
〜番外編〜
↓丈夫で何度も再利用可能な自作バインダーリーフの作り方(見本はJIS規格です)
↓ロルバーンをページ移動できるようにする裏技はこちら
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