子供の自主性&自律性をはぐくみ、「早く~しなさい」という指示がなくなる!と話題の「こども手帳」。
最初から手帳を買うのが嫌だったので、テンプレートを作って試してみました。
子供達に好評だったので、記録しておきます。
「こども手帳」とは?
その名の通り、「子ども」が使うことを想定した「手帳」です。親に言われてやるのではなく、子供が自主的に課題に取り組めるようになることが目的です。
今回試してみたのは、石田 勝紀さんが考案したポイント制による手帳術です。マグネットシートのスケジュールボードに飽きて「宿題のやる気が出ない~」と放課後ダラダラしてしまう1年生の息子&3年生の娘と一緒に考え、作ってみました。
NEW!ミニ子ども手帳も作りました♪
短期集中ならこちら:夏休みの宿題対策↓コロナ休校対策にも。
↓お小遣い帳もあります。通帳サイズ(小)、A5サイズ(大)から選べます。
我が家の使用例
石田さんが考案したものとほぼ同じシステムで運用しています。
まずはポイント表を作成。課題の負荷に応じて、話し合いながらポイント数を決めました。
3年生の娘のポイント表
やる気満々で、びっしり書いています。
まだ手帳にはせず、A4に印刷した週のフォーマットをバインダーに挟んで使用。軌道に乗るまでは、情報を制限したシンプルな方法で負担を軽くしました。
↓こんな感じで使用しています
赤線で消すのではなく、やる予定を書いておいて、実行したら横にポイントを書くようにしています。
実行しなかったら、ポイントは書かない。
ポイント券でモチベーションup
3年生の娘の提案↓で、ポイント券(カード)も作成しました。
この見える「カード」をもらえることが1年生の息子に大ヒット!
名刺入れにちょうど入るサイズなので、無印のカードケースに入れて貯めています。
息子にとってあんなに大変だった宿題ですが、何も言わなくても自分からやりました。
3日坊主にならず、習慣になってほしいと切に願っています。
息子のカード(ママが代筆)
息子は書くのが苦手なので、私が代筆しています。(自閉スペクトラム症という発達障害の診断をもらっています)
「手帳を書くこと」が目的ではないので、自分から課題に取り組めたらOK!
↓息子のポイント表
ポイントは、100ポイント貯まると「パパとアイスを買う券」「wii(ゲーム時間)を15分延長する券」など、お金ではないご褒美と交換できるようにと考えています。
家族会議で決める予定です。
息子&ママの片付け奮闘記はこちら
ポイント制のメリット&デメリット
ポイント制を導入するには、
ルールについて、最初に親子でよくよく話し合うことが大事です!
小学生低学年の2人は、今のところ、このシステムでモチベーションを保っています。まだ何に交換できるのかを決めていないのに(笑)
やってみて気づいたこと↓
メリット
- 努力が目に見えるので、達成感がある。
- 受け渡し時に親子のコミュニケーションが生まれる。
- お金の計算みたいに楽しく足し算ができる。
- 子供部屋の片付けも自分から進んでやる。
デメリット
- 何ポイントにするかを決めるのが大変。
- ポイントを兄弟で競ってしまう。
- ポイントなしでのお手伝いをサボる。
これは大人の側で少しコントロールする必要があります。
「ポイントをもらえるからお手伝いをする」ではなく、家族の一員として当然のことだという意識を持ってもらえるよう、工夫したいところです。(パパもね)
数週間試してみての結果を、また結果をご報告しますね。
ダウンロードリンク
↓ポイント表のダウンロードはこちら(3色)
ウィークリー手帳のダウンロード(3色)
↓ポイントカードのダウンロードはこちら:3種類(色はブルーのみ)
↓試してみた結果&追加のポイント券
↓1000ポイント券、引換券も作りました!
↓グリッサーで穴を開けると、バインダー手帳に挟めるリフィルとして使用できます。ワークシートみたいに楽しく取り組めます♪
年代別オススメ手帳術
こどもの生活に手帳を取り入れるのなら、将来への見通しを持って使わせたいですね。いきなり難しい手帳術にチャレンジして挫折させないためにも、親として、我が子の「発達段階」と、それに合った手帳術を俯瞰するといいです。
3歳~入学前
星野けいこさん(あな吉手帳術認定校講師)が考案した3歳くらいから使える付箋術を活用した手帳で、子供目線に立って考えられているので導入しやすいです。ママノートに詳しく書いてあります→★
↓参考書籍
自分で考える子になる「こども手帳術」
amazonで詳しく見る↓
こども手帳術 親子で楽しく! 自主性、自立心が育つ!
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↓この手帳を子供用に改良したものを想像すると良いです。
あな吉さんの主婦のための幸せを呼ぶ!手帳術
amazonで詳しく見る↓
我が家では、すでにマグネットシートやスケジュールボードで実践済みです。
ちなみに、保育園に行っている3歳の娘は生活リズムよく生活しており、別に手帳にする必要性を感じなかったので手帳は使っていません。
代わりにお兄ちゃん&お姉ちゃんと同じようにバインダーに挟んだウィークリー手帳を渡すと、嬉しそうに落書きしたりシールを貼ったりハンコを押したりしていました(笑)
↓マグネットシートスケジュールボードについてはこちら
↓スケジュールボード用の時計イラスト資料はこちら
小学校低学年
石田 勝紀さんが考案したポイント制による手帳がオススメです。今回試しに取り入れている手帳術です。
↓amazonで中身を立ち読みできます
参考書籍
勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!
amazonで詳しく見る↓
小学校高学年~中学生
METETE(ミテテ)から販売されている「こどものおうち手帳 チャレンジ版」が使いやすそうです。
大人の手帳を簡略化したようなデザインですが、内容は充実しています。うちの子供達も、いずれはこのフォーマットに移行できることを密かな目標にしています。
↓amazonで中身を立ち読みできます。
カラーバリエーションも豊富♪
クツワ METETE こどものおうち手帳 チャレンジ版 ミントブルー ME202B
石田 勝紀さんが考案した「親子手帳」もシンプルで使いやすそうです。学研キッズネットで詳しく説明があります→★
↓この手帳術の本は、大人の手帳術の入門編みたいに詳しく優しく書いてあります。amazonで立ち読みができます。
高校受験~大学
↓スタディプランナー を使うと、自分の努力が見える化されることでモチベーションをアップすることができます。大人の勉強も同じですね。
社会人
管理することが多くなったら、↓GTDの付箋を使った手帳術で脳内整理がオススメです。
あとがき:手帳を続けるコツ
親自身が手帳を楽しく使っていると、子供も手帳を喜んで使います。
ある程度の年齢までは、子供は親の背中をよく見て、憧れて、真似をしたいようです。
うちはまだ長女が小学3年生なので、本当にすんなりと手帳を生活に取り入れることができました。
「手帳を持っている自分」を誇らしげに思っているようにも見えます。
手帳術が大好きな私の影響もあるかなと感じています。
タスク管理や、やる気スイッチを自分で押す感覚というのは、習慣として身につけると生涯役に立つものです。
遊び感覚でゲームみたいに楽しくポイントをゲット!気がついたらやるべきことはもう終わっていた♪みたいに取り組むことができれば、親子共々ストレスフリーですね。
↓こちらもよかったらご参考に〜♬
ワーキングマザーの時間術について
↓みんなで楽しめる工作まとめです
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日も、良い一日を〜♪