メンディングテープの活用法を徹底解説!間違った使い方をする前に、原料や特徴を知っておけば安心です。今回は、よく比較されるセロハンテープや白マスキングテープの特徴とあわせて、それぞれの活用法もご紹介します。
(2022.6.6更新しました)
三種類のテープの比較表
「白マスキングテープ」「メンディングテープ」「セロハンテープ」の3種類のテープの特徴を、一覧表にしてみました。※あくまで個人的な使用感です。
この表を見て分かるように、どのテープにもメリット&デメリットがあります。
つまり、特徴をよく理解し、用途によって使い分ける必要があるのです。
では、簡単に特徴を説明していきます。
それぞれの特徴
マスキングテープ
原料となっているのは、和紙とアクリル系粘着剤です。
<メリット>
付箋よりもはがれにくく、油性ペンで文字を書くことができるので、私はラベリングの試しによく使っています。
テープカッターがなくても手でちぎれるのがポイント高し!
荷造りや片付けの時には、ペンと一緒に必ずポケットに入っています。
その他、書類の仮止めにも役立ちます。
つまり、、、
手で切れる!
書き込める!
キレイにはがせる!
(詳しくは↓参照)
<デメリット>
割と厚さがあるので、コピーをしたら影がうつりやすいです。
※記事後半でコピーの比較があります。
メンディングテープ
原料となっているのは、アセテートフィルム(セルロース系の透明プラスチック)です。
つまり、石油からできています。
それをマット加工(つや消し)したものが、メンディングテープです。
<メリット>
熱や紫外線に強いので、長期保管する書類や本などの修繕にも使えます。
コピーやファックスをしても、影がうつりにくいです。
ツヤなし加工がしてあるため、マステよりも文字が書きやすい!
書類の上に貼って半透明付箋のようにも使えます。
つまり、、、、
劣化しにくい!
目立たない!
鉛筆でも書き込める!
<デメリット>
手で切るのは難しいです。
そして、静電気が起こりやすいので、紙と紙をくっつけるために近づけるとスススっと紙が引き寄せられて、予期せぬ方向に勝手にくっついてしまうことがあります。
柄の入ったメンディングテープもあります。詳しくはこちら↓
※本の修繕・補強にメンディングテープを使用するのは、賛否両論あるみたいです。きれいに直したい場合は、専用のカバーフィルムを使う方がいいです。
セロハンテープ
原料となっているのは、木材チップや天然ゴムなどから作られるセロハンです。
↓ニチバンの公式webサイト
環境への配慮|セロテープ|ニチバン
↓oppテープとの違いについての解説
セロテープとOPPテープの違い|セロテープ|ニチバン
<メリット>
静電気もおきず、テープカッターで簡単に切れて扱いやすいので、子供の工作には最高です。
幼稚園や保育園時代から、当たり前に使っていたセロハンテープ。
お道具箱にも必ず入れてあります。
3つのテープの中では一番なじみ深いものですよね。
つまり、、、
環境にやさしい!
静電気が起きない!
子供でも扱いやすい!
<デメリット>
天然素材が原料のため、熱や紫外線に弱いです。
貼ってすぐならばきれいに剥がせるけれど、時間が経つと剥がすのが大変!
子供が机や壁に貼ってしまった場合は、なるべく早く気づいてはがすのをオススメします。
メンディングテープ 活用例
メンディングテープの特性を生かした活用例です。
絵本の修理
↓5年ほど前に修理した箇所です。ほとんど色が変わっていません!見事ですね。
↓これも5年ほど前に、セロテープで修理した箇所です。黄ばんでいますね〜・・・。だから、図書館などで借りた本は、自分で修理しないで!!と言われるのですね。納得。
インデックス代わり
固定したいインデックスページに、挟み貼り。書き込むこともできるので、保管する書類の分類に便利です。
付箋の代わり
まるで透明テプラ♪
水回りで使うことが多い入れ物にもペタッと貼って整理収納できます。
端っこを折り返しておくと、張り替えたいときにスムーズにはがせます。
ゴムパッキンの養生
ゴムパッキンって、ホコリが吸着してお掃除がしにくいですよね。。。ここにペタッ〜とメンディングテープを貼ってしまうのです。
↓貼る前
↓貼った後
よく見ないと、貼っていることがわからないですね。さすがメンディングテープ!
耐水性に優れているので、水が飛び散っても大丈夫。
サッと拭くだけでキレイになるから掃除も楽だし、取り替えるのも簡単。引っ越しした直後に貼っておけば安心です。
目立たなさ&コピー比較実験
真ん中がメンディングテープ です。左は白ドットのマステ。右はセロテープ。
↓上にある用紙が、コピーしたものです。やっぱりメンディングテープ は、ほとんど影がうつりませんでした。
メンディングテープ使用上の注意
貼ると透明になるから、手帳にも付箋代わりに使ってしまいがちです。
↓しばらく経ってからはがすと、、、紙まで一緒にはがれ、印刷した線の一部が消えてしまいました。付箋との違いにご注意ください!!
貼ってすぐだったら、割とはがしやすいメンディングテープ ですが、時間が経つとしっかりとくっつきます。
気になるお値段差は??
結論から言うと、、、あまり変わらないかも。どれも100均で売っているし。(質はどうかわからないけど。)
※まとめ買いにすると安くなる傾向にあります。
amazonや楽天では送料が違ったり、テープの長さが違ったりして比較しにくかったので、ヨドバシ通販で最安値を比べてみました↓2019年4月現在。(マステの長さと値段を基準にしました。)
白マステ(15mm×10m)151円
テープカッターがついていないけど、手で切れるのでOKとします。
メンディングテープ(15mm×9m)131円
セロハンテープ(15mm×9m)134円。
マステだけ9mの商品がなかったので、10mのものです。そうなると、他のよりも1m長いので少し高いのも納得。つまるところ、値段はあまり変わりませんね。
ちなみに、、、
セロテープは、送料とかを考えるとamazonでは高めでした。1個単位で買うなら別の店舗で購入した方が安そうです。
↓メンディングテープは、30m巻きも売っています!たくさん使う予定ならば、最初からこれがいいかも〜。幅広のものもあります。
あとがき
何となくマステやメンディングテープは高級品って感じがしていましたが、お値段や性能の差を考えると、もっと活用できそうです。
100均でも小巻タイプが販売されているので、用途に応じて使い分けてもOK!
↓ダイソーのメンディングテープとスコッチ(3M)の比較はこちら。
↓セリアのメンディングテープとの比較はこちら
↓ニチバンのメンディングテープとスコッチ(3M)の比較はこちら
↓柄入りのメンディングテープ もあります♪こちらは、マステとの比較で書いた記事です。
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テープの性質は奥が深いです(^^)
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