芯が折れないシャープペンシル「オレンズ」ならば、0.2mmのごく細い芯径でも快適な書きごこち。スラッとしたデザインだけでなく、機能面でも大満足の優れものです。
2021.7に限定モデルとして発売された「シンプルデイズ」シリーズを中心に、折れない秘密と使い心地をレビューします。
オレンズとは
オレンズは、ぺんてるがリリースする「芯の折れないシャーペン」の名称です。
折れずに極細線が書ける「オレンズ」の秘密。
- ペン先の外に芯を出さない
- 芯の減りに合わせてペン先が動く
ペン先の外に芯を出さない
オレンズが芯を折らせない最大のポイントは、「芯をペン先から出さなくても書ける」という点です。
ペン先の先端は紙に引っかかりにくく設計・加工されており、ペン先を紙に密着させた状態でも滑らかに紙の上をスライドさせることができます。
これにより、芯は常にペン先と本体に保護された状態となるため、紙に引っかかるなどして折れることがありません。
芯の減りに合わせてペン先が動く
オレンズのペン先は、芯の減りに合わせてスライドする構造になっています。
芯がペン先に完全に入ったままで、継続して書き続けるのが正しい使い方。
ペン先がスライドしない位置まで下がってきたら、1回ノックするだけで芯ごと元の位置に戻り再び書けるようになります。
1回のノックで書ける量が多くなり、これもストレスフリー。
まるで製図ペンのような書き心地
上述の機能により、0.2mmという極めて折れやすい超極細の芯も、折らずに使うことができます。
通常のシャーペンでは不可能なレベルの極細線を描くことがでるのは爽快。
その精緻さは、まるで製図ペンで書いたようにも見えるレベルです。
※芯づまり対策として、0.2mmの消しゴムには専用クリーナー(細い棒)が付いています。
↓替え消しゴムもあり。
↓詳しい使い方は「オレンズ特設サイト|ぺんてる株式会社」をご覧ください。
http://pentel-orenz.jp/guide.html
オレンズ限定モデル「シンプルデイズ」
オレンズの新作である限定モデル「シンプルデイズ」は、落ち着いた大人カラーが特徴。
2種類のシャーペンと、替芯、消しゴムが発売されています。
- 通常モデル
- メタルグリップモデル
- アイン替芯(シュタイン)
- アイン消しゴム
カラーバリエーション
両方のモデルで合計8種類の色。くすみカラーとモノトーン主体の心落ち着く色展開です。
通常モデル(写真左5本)
ボディに透明感のあるクリア素材をしたシンプルなモデル。
グリップのカラーリングはネイビー・ピンク・グリーン・ブルー・ウォームグレーの5色。
芯径は0.2mm・0.3mm・0.5mmの3種類あり、ネイビーが0.2mm・ピンクとグリーンが0.3mm・ブルーとウォームグレーが0.5mmとなっています。
小売価格は0.2mmと0.3mmのモデルが550円(税抜500円)、0.5mmのモデルが495円(税抜き450円)です。
メタルグリップモデル(写真右3本)
グリップ部分に金属素材を使用した、スタイリッシュなハイエンドモデル。
ボディのカラーリングは、ブラック・ホワイト・グレーの3色。
軸径はブラックが0.2mm・ホワイトが0.3mm・グレーが0.5mmとなっています。
小売価格は3種とも1,100円(税抜き1,000円)です。
簡単に言うと、両モデルとも、黒や紺などの濃い色が0.2mm芯で、白や淡い色が0.3mm芯。そしてグレー系は0.5mm芯となっています。消しゴムはグレーのみ。
限定モデルセット
私が購入したのは、通常モデル0.2mmシャーペン、0.2mmの替え芯、消しゴムの3点セット。
一緒に使うと少し背筋が伸びて、気持ちが引き締まります。
使用例
細かな文字を書きたい部分、つまり、0.5mmのシャーペンで書くと、若干つぶれてしまう部分に使っています。
- 手帳に予定の詳細を書く
- 読書ノートに追記
- 資料の隙間に注釈
手帳に予定の詳細を書く
小さな手帳を使っているので、細かな文字でたくさん書けるのが便利です。
↓小さくて可愛いミニ5穴のリフィルにもGood。
自分で作ったシステム手帳と色がよく合うので、一人でにやけています(笑)
読書ノートに追記
読書記録に追記したい時に、0.2mmのオレンズを使っています。
こうすると、追記した部分が悪目立ちすることなく、「追記」だということが一目瞭然。
思ったことをどんどん書き込んでいます。
資料の隙間に注釈
段落と段落の間にも書くことができる細さなので、仕事の資料、学校や保育園からのお手紙の隙間にメモするのにも便利です。
ちなみにこのアイン消しゴムは、柔らかくて綺麗に消えるから子供達もお気に入りです。
白い消しゴムは本体の汚れが目立つし、黒い消しゴムは消しカスが目立つ。
結局、グレーの消しゴムがちょうど良い。
参考リンク
シャーペン関連の記事です。
MONO消しゴム付きシャーペン[Tombow]モノグラフ0.3使い心地レビュー
書くことに集中できる”ブレない”筆記具 ZEBRA|ブレン
KOKUYO鉛筆シャープで描く喜びを日々の生活に
史上最強のシャーボ完成♪シャーペン付きフリクションの作り方
あとがき
実は2年ほど前から0.3mmオレンズは愛用しており、今回はより細い0.2mmに初挑戦しました。
0.2mm芯のみを見るとあまりに細くて、、、、本当に使いこなせるのか半信半疑でしたが、書いてみると驚きの安定感。
さすが芯を中で守る、オレンズの独自機構です。
私みたいに筆圧が強くて、普通の0.5mm芯さえ折ってしまう人でも、ごく細文字の世界を楽しむことができますよ。
2022.7追記:オレンズ0.2mmの、メタルグリップモデルも購入して愛用しています。細い芯なので、金属グリップの重さがあると安定します♪
↓これです。
さらに追記:一度ノックするだけで、ずっと書き続けられるオレンズネロもあります!2022.9.3にズムサタの文房具特集でも紹介された品です。高い(涙)。でも、使ってみたい!
↓0.2mm、0.3mm、0.5mmがあります。
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