MONO消しゴム付きシャープペンシル「モノグラフ0.3」の使い心地レビューです。
モノグラフは、「シャーペン付属の消しゴムが、普通の消しゴムと同じ品質だったらいいな」という願いを叶えてくれた、贅沢な文具です。
色バリエーション、グリップモデルとの比較、モノグラフシリーズの歴史もご紹介。
[Tombow]モノグラフとは
2014年4月10日に発売された、モノ消しゴムを搭載した初めてのモデルです。
6年前のものとは思えない洗練されたデザイン。
定価は350円(+消費税)とお安めなのに、色々な機能が付いています。
MONO消し+シャーペン
モノググラフは、長さ26mmのMONO消しゴムが、頭の部分に付いています。
消し心地は、本物のモノ消しゴム同様、ストレスフリー。
シャーペンの消しゴムに期待することは少なかったので、良い意味で期待を裏切られました。
色バリエーション
カラーバリエーションは全26色です↓
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便利な機能と使い方
個人的に、便利だなと思った点を書きます。
フレフレ&フレロック
ドクターグリップと同じく、軸を振るとシャーペンの芯が出てきます。
それに加えて、カバンの中などで間違って芯が出てしまわないように、ロック機能が付いています↓
クリップ部分を上に向かってカチッと押すと、ロック完了。
簡単です。
クリップノック
クリップ部分を押してノックします。
多機能ペン4+1などで慣れている作りなので、違和感なく使えています。
頭をノックするよりも、若干ですが指の移動距離が近くなり便利です。
何よりも、一番上に付いている消しゴムを、躊躇することなく力を入れて使うことができます。
持ちやすい形状
私のお気に入りのペン(ジュースアップ)と同じくらいの軸の太さで、まるでずっと前から使っていたかのようなフィット感がありました。
フレフレ機構になっていることで、程よい重さがあり、安定した書き心地につながっています。
欲を言えば、もう少し重心が下だといいなと感じました。(個人の感想です。)
替消しゴムの入れ方
消しゴムは、5.3mm径×26mm長の消しゴム本体が、そのまま入っています。
ある程度出して引っ張れば、、、、
↓スポッと抜けます。抜けた部分に替芯を入れるだけで、交換完了です。
替芯は、3本入りで100円+税です。
2本入りのモノワン消しゴム詰め替えと間違えないように注意が必要です。
替芯の入れ方
頭を引っ張れば消しゴム部分が取れるので、そこから芯を入れます。
クリップ上の凹みに、消しゴム部分の凸を合わせ、カチッと音が鳴るまで押し込めばOK。
こちらも、簡単です。シャーボよりもはるかに楽です。
イマイチな点と対策
クリップ部分が軟弱
いつも使っている自作シャーボのクリップと比較すると、モノグラフのクリップは安っぽい作りになっています。
左右に揺れるし、厚みのあるポケットなどに差し込むと、すぐに折れてしまいそうな印象です。
対策:丁寧に扱おうと思います。
私が使っているシャーボみたいに、手帳やバインダーノートに挟んで持ち歩くのはNGです。
まあ、壊れてもフレフレで芯を出すことができるし、ノック部分が残っていればシャーペンとしての機能は維持できそうなので、そんなに神経質にならなくても良いかな。
↓色バリエーションのところでご紹介した、2018年7月27日発売のモノグラフグリップモデルだと、クリップが金属なので壊れにくそうです。(私の本音:0.3mm芯があったら、絶対にこっちを買うのに。)
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フレフレ音がうるさい
私は家で使うことが多いのでそんなに気になりませんが、喫茶店などで使うと音がうるさいです。
会議中も、できれば避けたいフレフレ音。
対策:静かな場所では、クリップ部分で普通にノックします。
当たり前ですが、これで万事OKです。
フレフレ機能は重たいから改造して中身を取り除きたいというレビューがありましたが、私はある程度重たい方が安定していて好きです。
私の使い方
シャーペンは、家で使うことがほとんどです。
ノート(テフレーヌビズ)に考えをまとめたり、アイデアをどんどん書き出したりする時は、基本的にシャーペンです。
外出先や勤務先では、消しカスを出したくないので、フリクションを愛用しています。
打ち合わせ時も、消しカスが出ると何となく感じが悪いのでフリクションです。
3mm芯を選んだ理由
自作手帳やノートリフィルは3mm方眼が多いので、細めの芯を選びました。
※製図仕様のペン先(4mm固定ガイドパイプ)なので、シャーペンの芯は折れにくいです。
↓ノートは、このブログ記事を書くためのアイデアノートです。
使用しているフレームワークはこちら↓
お気に入りのデザイン、持ち心地、0.3mmの細さが揃っていると、作業がサクサクと進みます。
細かい文字が書きやすいのに加えて、3mm芯だと予備のシャー芯が本体にたくさん入るのも、ポイント高し。
電子メモパッドを併用
モノグラフの芯をしまった時状態で、電子メモパッドにメモをしています。
4mmほどパイプが出ているので、その部分を使っています。
筆圧に気をつける必要がありますが、モノグラフのペン先だと電子メモパッドに細い文字を書くことが可能で、メモできる量が増えました。
※付属のペンだと、文字が太くなりすぎていました。
↓電子メモパッドについては、こちらの記事でまとめています。
モノグラフシリーズの歴史
発売からの歴史を、簡単に整理してみました。色バリエーションについては、詳細リンクをご覧ください。
2014年
モノグラフ
定価350円(+消費税)のスタンダードタイプ。
クリップノックでフレフレ機能付きです。
消しゴムの直径は5.3mm径です。
6年経った現在でも、色バリエーションがどんどん増えています。
2015年
モノグラフワン
定価250円(+消費税)で、他と違ってサイドノックタイプです。
消しゴムの直径はシリーズで一番大きく6.7mm径です。
替え消しゴムの種類は、普通のMONO、エアーイン、ダストキャッチの3種類。
こんなに優れいているのに、残念ながら廃盤予定だそうです。
2016年
モノグラフゼロ
定価250円(+消費税)で、通常ノックです。
消しゴムの直径はシリーズで一番小さく2.3mm径で、製図用として販売されています。
2017年
モノグラフマルチ
定価600円(+消費税)で、通常ノックです。
消しゴムの直径は5.3mm径です。
シリーズの中で唯一、0.5mmシャーペン・赤ボールペン・黒ボールペンがセットになった多機能ペン。
2018年
モノグラフグリップモデル
定価450円(+消費税)と、スタンダードタイプよりも100円高く、色も差別化を図ったハイグレード版です。
スタンダードタイプ同様にクリップノックで、フレフレ機能付きです。
グリップ部分がラバーだったり、クリップが金属だったりして、高級感があります。
発売日:2018年7月27日
0.3mm芯があったら、こちらを買いたかったです。色は、ライトピンクがいいな。
2019年
モノグラフパステルカラー
定価は、350円(+消費税)で、仕様はスタンダードタイプと同じです。
0.3mm/0.5mmがあり、色も素敵でかなり迷いました。
発売日:2019年3月7日
これだけのカラーやバリエーションを増やせるということは、
まだまだ人気なのでしょうね。
私は、深みがあるメタリック調の色に惹かれて、モノグラフ0.3 ピンクを買いしました。
※0.5mm芯だと、全ての色から選ぶことができます。私はどうしても0.3mmが欲しかったので、選択肢が若干少なかったです。パステルカラーの他に、ネオンカラー もあります。
あとがき
モノグラフは、シャーペンと消しゴムを合体させた優秀品。
飽きずに使えるデザインもGOOD!
お気に入りのシャーペンを手に入れたので、
2020年度は、ノート(テフレーヌビズ)とモノグラフで思考を深めていこうと思います。
この2セットならば、ビジネスでもOK。
会議室に持参しても、違和感なく使えそうです。
ご訪問ありがとうございます。
今日も、良い一日を〜♪