ロルバーン用の、3分割線テンプレートを自作してみました。いつも同じ場所に素早く線を引くことができ、取り外しも可能。これで思考整理もバッチリです。
材料&道具
↓準備したものはこちら
- 手貼りラミネート(A4)
- カッターナイフ
- カッターマット
- ものさし
- 先が細いハサミ(ALLEX)
- テプラ(インデックス用)
テンプレートの作り方
下敷きをカットしようかとも考えたのですが、それだとかなり力が必要だし、分厚くなってしまいます。
そこで、以前ダイソーで購入した手貼りラミネートを使用。
しっかりとした作りなのに薄いままの状態のテンプレートが完成しました。
作り方を順番に説明します。
線を書いて切り離す
まずは、作りたいテンプレートの線を書きます。
今回は、上側は課題&解決策のまとめ、下側は3分割のテンプレート。
この線を引くときに、あらかじめ切り取らない部分(テンプレートのつなぎの部分)をはっきりさせておくと失敗が少なくなります。
次に、点線で切らないで、穴がついたまま1ページだけ切り取ります。
↓切り離す時は、先の細いハサミで慎重に。
リングの真ん中にハサミを入れて、1穴ずつ、破けないようにそっと切りこみを入れます。
↓全ての穴に切り込みを入れたら、そ〜っと抜き取ります。
↓ハサミはALLEXスリム140フッ素コートです。
手貼りラミネートする
切り離したノートに、手貼りラミネートします。
空気が入らないように、そして紙の部分は穴部分も含めて全て隠れるように、端っこから貼っていきます。
↓手貼りラミネートの活用方法
余分なところをカット
あとは、必要ないところを切り取れば完成。
穴は上下2箇所ずつ残して他の部分は切り取り。スリットは、1mmほどの幅で入れました。(before→after)
そのままではスリットが見えにくいので、油性ペンで目立たせています。
どこのテンプレートが挟み込んであるのかをパッと発見できるように、テプラでインデックスも作りました。
↓拡大図。穴のところもしっかりとラミネートし、中の空洞は切り抜きます。そして、少しだけ斜めに切り込みを入れ直すのがポイント。つけ外しが楽になります。
↓インデックスは閉じた状態でも位置が分かって便利。
↓両面インデックスの作り方は、こちらでまとめています。
テンプレート活用方法
↓使いたいページの上にテンプレートをはめて、線を引きます。これであっという間に3分割線が出来上がります。
↓ペリッと外して別のページにセット可能!同じ分割線を大量生産できます。
使い方は自由ですが、私が使っている方法と、使ってみたい3分割を記録しておきます。(年度末に使った例なので、お片付け課題です・・・。)
現状→思考→行動
問題解決によく使う方法です。現状→思考→行動。この順番が大事。
まずは左上に解決したい課題を書きます。
左に現状を書き出して、それに対してじっくりと考えるのが真ん中の欄。
思いついた解決策を一番右側に書きます。
解決策を短くまとめたものを右上に書くと完成。
これで頭の中のぐちゃぐちゃが、行動へと変換されました。
リスト出し&解決案
片付けや整理整頓の時によく使うフォーマットです。
今回は、年度末の子どもたちが持ち帰る物を、どうさばいていくかという課題。
先ほど同様、まずは解決すべき課題を左上に書きます。
続いて、左に片付けなければならないものをリストアップ。
真ん中には、それぞれに対して場所(ものの住所)を決めて書きます。
うまくことを運ぶためのアイデアは、一番右側。
右上に解決策をまとめたものを書くのは先ほどと同じですが、今回は買い物の必要が出たので、右下に具体的な行動を書いた付箋をペタリ。
具体的な行動が決まっている場合、取り外し可能な付箋を使うと忘れにくいです。
メモの魔力を応用
その他、このフォーマットだと以前読んだ前田祐二さんの「メモの魔力」のようにも使えるかな〜と思い、テンプレートの後ろに備忘録的に項目を書いています。
↓線を引いてペラっとめくると、パッと見て項目が分かります。
↓メモの魔力については、ずっと前に読んだ日経ウーマンの記事に書いてあったものを参考にしています。
↓書籍はこちら
参考リンク
↓ロルバーンと相性の良さそうな文具を考えてみた時の記事です。
↓リングが苦手な人は、横使いを試してみて!横使いのメリットをまとめた記事です。
↓ロルバーンのミニとLサイズを両方使ってタスク管理をする方法です。これで手帳の代用になります。
あとがき
自作手帳に慣れてくると、決まった罫線を使いたくなる場面が多くなります。
今回作ったロルバーン専用のテンプレートのおかげで、印刷することなく同じフォーマットを量産できるようになりました。
1つ反省点を挙げるとすると、スリット部分に油性の赤マジックで印をつけたのが、目立ちすぎること。
無難に黒にしておけば良かったです・・・。
まあ、線を引くとき以外はお目見えしないので、良しとしています。
↓外す時は斜めにしながら慎重に。つける時にはシャーペンの先で押し込むようにつけると、スムーズに入ります。
同じような方法で、いろいろなノート専用のテンプレートを作っても便利そうですね。
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