親子で楽しむ脳内マップ[無料ダウンロード]

自分の脳の中に浮かんだことを脳内マップとして記録する、簡単なワークシートです。

子供用に作ったのですが、気がつくと大人も夢中に。

自分の価値観の棚卸しができるので、意外な発見があって面白いです。

(2020.12更新しました。)

脳内マップとは

脳内マップは、自分の頭の中を可視化するものです。

ワークシート上にある脳ミソの絵の中に、自分の興味があることをなんとなく書いていけばOK。

脳の領域とか、場所別機能とか、深く考える必要はありません。

臨場感を出すために脳のイラストを作りましたが、マインドマップのように白紙に枝分かれで書き出してもOK。

↓ゲームみたいに楽しむ方法。

脳の中身を俯瞰する

特にルールがないのが、このワークの良いところです。


書いてみて、それを見て初めて気付く、自分の好み。

「あ、これも好きなんだな〜。自分って。」


思いついて書いたけど、それを見るとなんだかモヤモヤ。

「あ、実は、あまり好きではないんだな。」


そんな風に、自分の頭の中を俯瞰しながら作業します。

自分を知るキッカケになる

脳内マップを作成していると、自分の価値観の棚卸しができていることに気がつきます。

好きなことは大きく書いたり、苦手なことは小さく書いたりして、相関図のようにすると客観視しやすいです。

まるで、心理学的に分析している気分。(あくまで、気分。)

他の人の書いた脳内マップを見ると、あれ〜、こんなことを考えていたのねと、相手の新しい側面を垣間見られて面白いです。

今回は白黒で書きましたが、カラフルにしても、図解にしても楽しいですよ。

使用例

我が家の使用例です。(2020.5現在)

5人全員で取り組み、思った以上に盛り上がりました。

ママの場合

↓ざっと30分くらいかけて書きました。

最初は字だけだったのですが、だんだん楽しくなってきて、イラストも追加。

↓気づきも書いておきました。

こういう時に、デコラッシュを使うと、遊び心が加わってホッとします。

↓メモ術の4行日記のように、4項目に分けて書きました。

事実:ブログに書いていることを多く思いついた。
気づき:自分の好きなことって、つながっている。
教訓:好きだから、楽しいし、続くんだ。
宣言:これからも、大好きな手帳・ノート・文具・読書について、発信していきます。

5年日記も、同じ形式で書いています。

↓こちらの雑誌に掲載されていた方法です。

以下、家族の脳内マップ&私の分析です。(個人情報は修正しています。)

パパの場合

家族の名前が脳ミソの半分以上を占めている、やさしいパパです。

右側を見て納得。結婚する前から、無駄遣いが多い人でした。

もうすぐ誕生日だから、ケーキが食べたいのかな。(生クリームは苦手)

早くコロナが終息して、お出かけできるといいね。

10歳の娘の場合

私が、一番想定していた書き方をしてくれました。

学校が大好きな娘なので、ストレスが多い(2箇所にある)のかもしれません。

無駄遣いと貯金のバランスは、お手本的ですね。

↓これを見て、パパが少し落ち込んでいました。年頃の娘だからな〜。(でも、パパという言葉が2箇所にありますよね?)

弟や妹の存在が、可愛いけれどストレスの一因になっていることも判明。

学校が始まるまでのサポートを、母として頑張ります。


2020.12追記:半年ちょっとの間で、変化がありました。

運動不足は消え去り、友達、恋バナ(話)、友達という言葉が。

うんうん。学校があるって嬉しいよね。コロナの面積は、増えたねぇ。

8歳の息子の場合

星のカービィが思考の大半を占めている、彼の脳ミソ。

勉強は一番下に小さく書いてあり、学校については欄外。

その形からして、彼の思いが伝わってきます。

やんなきゃいけないことも、欄外。

かろうじて紐でつながっている。

う〜ん。

親の顔が見てみたいです。


2020.12追記:半年ちょっとの間で、彼にも変化がありました。

大きな変化は、学校が脳の中に入ったこと。友達という新たな言葉も入ったね。

4歳の娘の場合

私が聞き取って、代筆しました。

だいたい想像通りの脳内マップ。

このほとんどに、日中のママは付き合わされています。

頑張っているよね、私。

お色直しが1日2回もある娘です。

今が一番カワイイ時ですかね。

娘とお話ししながら私が書いたけれど、娘に自由にお絵かきさせてあげても良かったかなと、後で思いました。

ダウンロードリンク

誰でも楽しめるように、全ての字にふりがなをつけました。

A4印刷用です。

参考図書&リンク

脳に関する本のレビューと、子供が楽しく課題に取り組むためのシートを載せておきます。

↓運動が脳にいいよという話です。

↓脳科学の視点で、脳を賢く使う方法です。

↓ポイント制でモチベーションを上げる、子ども手帳のダウンロードリンクです。

↓その他、勉強にもなる暇つぶしアイデアです。

あとがき

小学生2人のみ、「ママ、脳内マップの紙を印刷して〜」と頼まれて、2回目を実施しました。

1回目は、コロナ休校が延長されそうな当時ならではのマップだったなぁと、追記しながら思いました。

(2020.12:更新しました。)


余談ですが、、、、脳内マップを作るにあたり、きっかけとなった出来事があります。

作った日から遡ること3日のお風呂上がりに、お下品な言葉を連発する3年生の息子。

すると、5年生の娘が息子に対して「脳ミソの中、〇〇のことしか考えていないでしょ!?」(〇〇は放送禁止用語)と叫んでました。

ああ〜確かにと、笑っていた母。

一体、息子の頭の中はどんな構造になっているのか?と興味がわき、子どもでも取り組みやすい単純なワークシートを作る運びとなりました。


大人も子供も、夢中になって楽しめました。

初回は、夕食のカレーを食べながら、脳内マップの話で大盛り上がり。

自分のことのみならず、家族の理解も深まったワークでした。


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